11月号特集「まひる野 今とこれからの話―口語短歌をめぐってー」
11月号は例年8月に開催される「まひる野全国大会」の報告が特集として組まれていますが、今年はCOVID-19の感染拡大防止策のため開催できませんでした。
編集室では、この機をマイナスと捉えず、空いた誌面使って未来に向けた特集を組もうと相談を重ね、おおむね入会して10年以内の若手会員の特集を企画しました。(年数は例外アリ)
作品7首と2000字程度のエッセイを、ひとり見開き2頁で掲載し、11人22頁という大特集になりました。それでもまだ寄稿をお願いしたい人の半数ほどで、来年以降はもっと大きな頁をもぎ取りたいと思っています。(と書いておけば実現するかもしれないと期待しています。〔む〕)
ぜひとも広くご覧いただきたく、よろしくお願いいたします。
こちらのnoteでは、4名のエッセイを再録いたします。
特集参加者は以下の通り(作者名 作品タイトル/エッセイタイトル)
狩峰隆希 「柿と手紙」/「荻原慎一郎の口語観」
立花開 「青い左眼」/「バランス力」
小原和 「火」 /「口語で表現するということ」
佐巻理奈子「ラララララ」/「共感と共有」
塚田千束 「雁の群れ」/「あなたと私の対話としての短歌」
荒川梢 「ラッパ」 /「文語という調味料」
滝本賢太郎「縫う」 /「拡散と共鳴」
北山あさひ「ヘルペスに罹る」/「ピンとこない」
浅井美也子「記憶の子午線」/「作者の見える歌」
藤田美香 「エリーマイラブ」/「短歌はもっと広がればいい」
高木啓 「身から出たさびしい」/「私の中から出てくるもの」
以上11名