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時評

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2022年12月の記事一覧

時評2022年12月号

時評2022年12月号

 令和三年に亡くなった小林峯夫さんのフォーラムがあり郡上市へ行った。フォーラム報告で書ききれなかった作品紹介を中心に改めて紹介したいと思う。

  ほどほどに見るべきは見ついつまでもしがみつく気は いくらかはあ(『五六川』)
  小林くーん歌できたかい送りなさい深夜の電話は章一郎先生(『途上』)
  まっすぐに己見つめて歌にする楽しさ苦悩を教えたまいき

 作品評の時間より。
 一首目、四句目まで

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