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『永響』

週末は嫌い

あなたの手元から
自分の存在が消えるから

あなたのいない夜は嫌い
長くて 永くて

与えられた響きが より恋しく
不意にもたらされた優しさが
忘れられなくて

さらり ざわり
永響 共鳴
涙の境界が近付いて
明けの明星がかすかに滲んだ

#ことばおもい #詩 #恋愛詩 #散文

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