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『仄暗い赤』

小さなヤキモチが
ぐずぐずな嫉妬に

わずかな意地悪が
消えないケロイドに

その傷痕に口付けをする時
手に入らない君の一部分が
僕のものだと錯覚する

#詩 #恋愛詩 #言葉の添え木 #散文

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