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オープンキャンパス活動を主導した振り返り (森勢研究室 / 明治大学 / 中野キャンパス)


この記事では,自身の活動記録として,明治大学 森勢研究室のオープンキャンパスでの取り組みを残しておこうと思います.
オープンキャンパス時の研究室運営や,チーム活動の参考になれば幸いです.


2024年度のオープンキャンパス(以後OC)が8/2-8/3の予定で行われることは,入学してすぐ,年間スケジュールが発表される段階で把握していた.
私は,2ヶ月と少し前からOCに向けた大まかな計画を立てるために,まず同学年である大学院1年(M1)に声をかけ始めた.

目標の立案 〜OCに参加する目的を決める〜

例年OCを企画する前に,"そもそも展示を行うのか","どういったブースを設置させてもらうのか"という段階から,研究室全体の意見を踏まえて検討を行う.

そこで,OCの活動に,研究室として参加する目的を明確に設定することにした.
今回設定した目的は,欲張って3つ.

  • 研究室を紹介する内容となること

  • 毎年リユースやリサイクルできるような,"モノ"と"システム"を作ること

  • OCだけでなく,3年生や院1年生が就職活動でアピールできる成果物を作ること

目標が決まったら,これらを軸に成果物,展示,運営内容を決めていく.

個人的な目標 〜グループ活動を円滑に効果的に運用する〜

OCで達成したい個人的な目標も少し考えてみた.
特に性格的に弱点だと感じる部分,自ら仕事を請け負いすぎてしまう問題を修正したいと考えていた.
具体的に定めた目標は次のとおりだ.

  • 自分の許容量を把握し,無理そうであればしっかりと分担する.

  • 常にグループを把握し,コミュニケーションを円滑にする.

  • 次の世代にしっかりと引き継ぎ,協力を引き出す.

学年によって,立場や忙しさなど諸々のステータスに大きな差がある.
こうした点をしっかり考慮して,尚且つ遠慮なく仕事を割り振っていくことを意識した.

全体の振り返りと課題

前年度のOCと比べ,大きく進歩した内容だったと感じた.
前年と比べて大きく成長したこと>
・当日の来客者に配れる,研究室紹介のチラシを作成した
・替え歌音声合成のデモを作成した
・例年よりしっかりシフトを組み,運営できた
・学部3年生に振り返りシートを作成してもらうことで,"継続すべきこと","修正すべきこと"を理解してもらえた.

<今回発見された課題>
・デモの完成が遅すぎ
走り出しは早かったのに,中弛みし全ての業務の完成がギリギリだった.結果,マニュアル化やデモの説明,シフトなどの周知が直前になってしまった(申し訳ありませんでした).調整や説明も兼ねて,想定より更に余裕を持ったスケジュールを組むべき.
・設定した"活動の目的"が全体に認識されていない
チームで活動する以上,全員が同じ目的を共有していないと,意図に反する行動が発生し易くなる.毎度目的を説明する時間や,常に監督する手間を削減するためにも,目的達成のために自主性を発揮してもらい易い環境を作ることは重要だと思う.目に触れ易い形で目的を文字に起こす.あるいは事あるごとに再確認することが必要だと考える.
・他学年と交流しながら,デモや企画を作り上げていく活動が少なかった
今回の企画全体を通して,主体となって実行したのは大学院1年生だった.
もちろんコミュニケーションはとりやすく,伝達もスピーディーであった.一方で,3つ目の目標を達成できたのは1部の大学院1年生のみとなった.
関わったできるだけ多くの人にとって「成果物を得た」と言えるように協力することは簡単ではないが,学年を超えた協力体制の構築は森勢研究室の大きな課題かもしれない.

企画の仕事内容を大きなグループで行うか,少人数でぱぱっと実行してしまうか.現状で研究室の体質にマッチしているのは後者だが,いずれにしても,仕事内容の全体周知を徹底して行うことは重要だと感じた.

個人的な振り返り

個人的な振り返りは反省点ばーっかり

・自分の許容量を把握し,無理そうであればしっかりと分担する.
→もっと分担して,減らしてもいいかも.
思ったよりもOC以外のタスクが重かった.デモやポスターの作成など,随分頼ってしまったと感じ,一部デモの作成を手伝わせてもらったが,むしろ任せてしまった方がよかったかも.
余裕を持たせたタスク量にしておかないと,イレギュラー発生時の対処が難しい.
"手伝える手を残しておく"という気持ちでタスク管理するぐらいが自分に合っていると感じた.
・常にグループを把握し,コミュニケーションを円滑にする.
→今までの自分と比較すれば○.コミュニケーションはまだ増やせると感じた.
全体の課題でもある学年を跨いだ交流や,進捗の周知,説明など,できることはまだまだあると感じられた.

唯一うまくできたこと!
・次の世代にしっかりと引き継ぎ,協力を引き出す.
→研究室を運営していく次の世代に対して,働きかけることができたと感じた.
協力してもらった後輩の人間性によるところも大きいが,例年の取り組みや現状.運営の仕方など,ノウハウを共有,また共有する手がかりを得ることができた.

終わりに

森勢研究室(森勢教授)の性格上,何かを能動的に推し進めるというより,自主的にやるという主体性を重視している.そのため,オープンキャンパスに向けた取り組みも主体性次第である.
良し悪しなどではなく一つの方針であり,「学科に1研究室くらいこんな方針があってもいいなー」なんて考えているのが現在の私です.
が,公式の行事はしっかり活動を分担する必要がありそうです.

ここまで閲覧いただき,本当にありがとうございました.
意見,感想など,些細なことでもコメントいただけると非常に嬉しいです!


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