臨床経験年数とブランクの乗り越え方-海外で看護師を目指す人がぶつかる壁-
Aloha!
おっちょこ国際看護師Mitsukiです。
今日は
「臨床経験年数とブランク」について。
「海外で看護師になるのに何年経験年数がいりますか?」
「ブランクが〇〇年あるんですけど不安です。」
こういったメッセージや相談を頂くことが多い。
過去のブログやNOTEでもちょこちょこと触れています。
乗り越え方① 腹をくくる
本当に精神論なんですが、もうやる時は怖かろうがなんだろうが踏み込むしかないです。
踏み込まなかったらその先はない。
失敗もないし、成長もない。
今いる場所に留まっていることしか出来ない。
なので腹をくくりましょう。
そんなこと言われたって怖いものは怖い!
私も何度も怯んだことがあります。
ハワイで英語環境で働き始めた時は朝ごはんが喉を通らなかったことも。
仕事の前夜には寝付けなかったり
失敗する夢を見たり。
でもそれもひとときです。
「The beginning is always hard.」
って職場のパソコンに書いてあっていつもこっそり励まされていました。
乗り越え方② 変えられることを変える
例えば私の場合は日本での臨床経験は1年数ヶ月。
日本の臨床を離れて4年後にハワイで再スタートを切りました。
このブランクを短くすることや日本での経験年数を増やすことはハワイではもちろん出来ない。
でもそれ以外の場所で変えられることがあります。
経験が少しでも得られるように、なんとかして医療現場にいられるようにとボランティアを数年経験しました。
また運の巡り合わせですが最初の仕事は日系のクリニックで。
少しずつ英語でかかれた電子カルテや書類、英語での患者さんとのやりとりに慣れました。
その次に働いたのはAssisted Livingといって老人ホームのようなところ。
緊急度が低く、比較的ゆっくりとしたペースだったので電話の受け取りや記録の書き方を学びました。
こうやってステップを踏んでいくことで少しずつ自分に必要な力を身につけられたと思います。
他にも
エイドさんとしてキャリアをスタートさせる。
ブランクがある人のためのリフレッシャーコースを受講する。
BSNを持っていない場合はBSNのコースに通ってみる。
新人看護師や専門部署のレジデンシープログラムに参加する。
経験年数やブランクの補い方はたくさん。
もちろん経験がものをいう場面も沢山ある。
例えばビザサポートを受ける場合や、
就職したいポジションでどうしても直近の経験を聞かれることもある。
国によっては何年以上経験がないと免許の書き換えをできないところもあるかもしれない。
でもどんな状況においてもきっとなにか打開策が見つかる、と私は思います。
「これは変えれらない、どうしようもない。でも何なら今の自分に出来るだろう?」
の思考が大切です。
そして経験年数もブランクも
It’s just a number.
それに縛られすぎる必要はないんです。
自分のことを過小評価しすぎず、まだできないことばかりに目を向けるのではなくて少しでも培ってきたものに目を向けてそれを最大限にいかす
そんなことがしなやかに生きていくために必要かもしれません。
No Rain, No Rainbow.
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