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自分が伸びる学び型を知るべき

自分はなぜ上手く良いことが起こることできないだろうか?       
周りから認められ、自分が納得いく成果を挙げる方がいいだろうか?   
自分が何をすれば、頭が良い人になれないだろうか?          
成績が良ければ、良い仕事が出来るということだろうか?

 と人それぞれ、人生の中で感じる悩みや実感はあるはずですね。筆者自身も最近、挫折しどん底に落ちる気持ちになり自殺したいほどの人生への絶望感を強く痛感した日々で、自傷行為もあれば自殺未遂で警察沙汰になることもありました。その時期から1年間は、人間関係もスバっと縁切りたい気持ちで連絡を取ろうともしないし。連絡来ても無視したりとした暗黒の時間も経験しました。

   そんな中で一冊の本と出会う。それが「ドラゴン桜」が好きな私にとって、興味ある気持ちで読書するようになった。この本を読んで感じたことは、自分のこれまでの学びにも似ているところがあって、FFS理論の分析結果から見ても納得いくもので共感を強く感じた。

 FFS理論は自分自身で、振り返ってみることによって自分がどういうタイプであって、どういう付き合い方をすれば良いのか。付き合い方を実践する中で何を特徴として身につけるべきだろうか。ということが詳しく書かれている。精神的な分析なので、他人から評価するわけではなく自分自身の中で評価するものだから、しっかり読んでおくことで自己を振り返る機会にもとても有効になるという。ぜひ読んでいない方も実践してほしい。

 学び型においては、5つの型がありそのうち日本人で多く占めている2つ【拡散型】・【保全型】を挙げている。詳しくは、ぜひYouTubeチャンネルで手話言語を使いながら、伝えているので視聴して頂ければ幸いである。(「自分はどんなタイプの学び型が知りたくないか?《前編》《後編》」)

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(※「ドラゴン桜2」12巻94限目より引用)

動画内で紹介しきれなかった他の3因子である【弁別型】【受容型】【凝縮型】を挙げる。この3つの因子を持った人というのは、ごく少数であるがこれは社会性に関わる因子であって、どういう影響を与えるのか。どういう人を教材として、学ぶ方が良いのか。

【弁別型】が高い人は、次の通りになります。

「黒か白か」をはっきりと分けようとする特徴があるために、自分なりの合理性を追及し、理由付けしようとする人です。周りからはこの人に対して、「冷たい人」「嫌な性格だな。」と思われるイメージがあるほど情緒がないように接していると挙げている。つまり、学びにおいては、まず自分にとっての学びに「理由をなぜそうなるのか。」と言いかけるように腑に落ちるまで、自分で理解する集中さをしておく。ただ腑に落ちるまでやろうとしても重要なのは曖昧なうちに納得しないから、世の中の摂理・真理・原理原則の追求をするといい傾向があります。

【受容型】が高い人は、次の通りになります。

基本的に何でもかんでも「ありがとう」と心広く受け取れる行動が良い姿勢で学びの傾向には影響があまりない人です。そのため、学びを意識する傾向の内容は、保全性か拡散性のどちらか高い因子に合わせて決まるといいます。簡単にいうと、マイペース過ぎる人にあるタイプといえるでしょう。

【凝縮型】が高い人は、次の通りになります。

自分の価値観を固めようとする特徴があり、自分自身で「正しい、正しくない」と明確に評価基準を定めようとする人です。つまり、学びにおいては先生や上司などの話から学んだり、本などから学ぶ時に自分の価値観と照らし合わせて一致すると思えるものでないと吸収するような姿勢は作れない傾向がある。また自分が「この人は本物だ。」「尊敬に値する」と決めるように社会的な権威から学ぶという側面を大事にすることがあります。簡単にいうと、良い人や良いものに出会うことが自分の学びである限り、他人の情報に左右されないタイプでしょう。

 以上の3つの因子における特徴は、どういうものか。伝わったでしょうか。これは保全型や拡散型に比べてごく少数の中に必ずいてもおかしくありません。この生徒がクラスの中でも1%いるだけでも学習する環境は、大きく変わってきます。全員が無理に一つの方向性に照らし合わせようとするのは上手くいくわけではない、無理難題です。教える側は、そこをまず第一に認識した上で、教材研究や準備する時間も丁寧にしていかなきゃならないということはとても大変なことです。

でもアクティブ・ラーニングという新しい教授方法を導入することは、教師一方の授業ではなく生徒同士の主体的な授業になるので、この中で学び型がそれぞれ存在するということを生徒同士が認識し、お互いが学び合う意欲が高まる効果が挙げられることに期待できると筆者は考える。

 結論として、きこえる人も聞こえない人も対して変わらないことのポイントではないかと思うので、今後生徒の把握は教師ではなく、まず生徒個人から始める。その次に生徒同士でお互いを知る、最終的に教師が生徒にやりかけるようにまずはこの本なども一つの知恵としてたくさんの人に読んで頂きたいところです。