マガジンのカバー画像

全18回/双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方

21
双極性障害を発症した大学4年から、うつ・躁うつ等の方々を支援する職について7年目までの14年間を記した自分史。
運営しているクリエイター

#子育て

双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方 第15回(32歳:双極性障害と結婚と子供)

〜32歳(2015年1月)〜新しい事業をつくるプロジェクトがスタートしました。 発起人として私がリーダーとなり、業務後の時間を使い、有志が集まってミーティングを重ねました。 私が作りたかったのは、会社の事業「うつ・双極性障害などの方の社会復帰サービス」の対象を広げるもの。 休職、離職中に限らず対象範囲を広げてサービスをとどけたい。 また、会社の理念にある「自分らしい生き方」を実現させるため、休職、離職から社会復帰したあとで必要とする方に、自分らしい生き方を実現させるサ

双極性障害の勤めびと。たどり着いた自分らしい働き方 第16回(33歳:子育てと新規事業と気分の波)

〜33歳(2016年2月)〜子供が産まれる時、父親になる実感がわかず、嬉しさよりもやっていけるのかの不安が勝ってました。 ただ、実際生まれた子供の顔を見れば幸せな気持ちが湧き出て、 (この子のために、出来ることはしていこう) そう、自然と思えました。そんな自分にホッとしてもいました。 子供が生まれた数日後、仕事では市ケ谷という土地に異動になりました。 市ケ谷センターの入居するビル その異動から一ヶ月後には、1ヶ月間の育休。 育休に入る前には、新規事業「リライ