見出し画像

アドテク業界でインターンを始めた話

あけましておめでとうございます!もっちーです。
今日は昨年末から始めたアドテク業界でのインターンについてお話ししようと思います。

業務内容

業務内容は主に、海外のアドテクソリューションを日本の媒体社様に紹介し、導入支援と導入後のカスタマーサービスを行っています。

私はまだ研修中のため実際の業務に携わっていませんが、海外と日本を繋ぐ架け橋の様な会社で働くことができてとてもワクワクしています!

そもそもデジタル広告の仕組みってどうなっているの?

皆さんがウェブサイトやYouTubeを見る際に表示されるデジタル広告はどのような仕組みになっているかご存知ですか?

私もインターンシップを始めてから知ったので、多くの人が知らないことだと思います。

ですので、図を用いて簡単に紹介したいと思います!


デジタル広告の仕組み

広告代理店(リセラー事業者)

まず、媒体社様がいらっしゃいます。この方はサイトの管理人さんであったり、アプリの作成者さんであったりといろいろです。
とにかく、自分で作ったものを利用する人に対して、広告を表示して収益を得たい人のことを指します。

媒体社様は広告を出す際にリセラーとも呼ばれる広告代理店のような会社に広告を出して収益化したいんですけど(正確には収益を最大化したい!)…という相談をします。

媒体社様
広告を表示したい側の人。つまり、広告枠を提供して広告収入を得たい人のこと。
広告主様
お金を出して広告を表示したい側の人。宣伝として広告枠を買いたい人のこと。

広告枠の種類

広告枠の種類には、純広・ADNW・DSPやSSPといったオークション形式での広告枠があります。

今回の話は特にDSPとSSPが強く絡んでくるので、そこを詳しく説明したいと思います。

DSPとは?
DSPとは、Demand-Side Platformの略称で、広告主(広告配信を希望している側)のプラットフォームです。
どれだけ安く・見られる位置に広告を配置出来るかという命題があります。
オークションに自動で入札してくれるサービスもDSPが担っています。
つまりDSPは、広告出稿の費用対効果を高めたい広告主のためのサービスです。

SSPとは?
SSPとは、「Supply Side Platform」(サプライサイドプラットフォーム)の略で、オンライン広告において、広告枠を提供している媒体社の広告枠販売や広告収益最大化などを支援するツールのこと。
限られた広告枠をいかに高く売れるか、サイトの収益を最大化するためのユーザデータを表示し改善したりすることもしています。

SSPとDSPの関係は以下の図に沿って説明します。


DSPとSSPの仕組み(Urumo! 【図解】いまさら聞けない「DSP」とは?~基礎知識編~ より引用)

①ユーザがサイトに入ってきます。

②サイト側はSSPに対して「広告を表示して!」とリクエストを送ります。

③SSPはDSPに対して、「この広告枠を一番高く買ってくれた人にあげます!」という形でオークションを開始します。

④たくさんあるDSPが入札の価格をSSPに提示します。

⑤SSPに入ってきた最高額の入札をしたDSPをサイトに知らせます。

⑥サイト側が最高額で入札したDSPに対して「広告を配信してください」とリクエストを送ります。

⑦DSPは広告をサイトに表示し、それを私たちは画面を通してみています。

このような関係でSSPとDSPが存在しています。


私が現在働いているのはSSPサイドのお仕事になります。
海外の優れたソリューションを日本に輸入し、日本の媒体社様が収益を最大化できるようにお手伝いをします。
具体的には、Browsiというソリューションを利用してサイト自体での収益の最大化を図っています。

イスラエル発 世界中で話題のBrowsiとは?

私がこれから取り扱っていくソリューションとしてBrowsiというものがあります。これは、イスラエルのスタートアップが開発したSSP側のソリューションで、知れば知るほど画期的なものです!

株式会社fluct様が丁寧に解説されていたので、詳しくはそちらをご覧ください!

このサービスはAIを駆使したデータ解析とそのデータを用いて自動で広告枠を動かしたり増減させたり…ととにかく凄いものになっています!

まとめ

全く縁のなかったアドテク業界でインターンシップをさせてもらえることになり、業界構造や広告の仕組みなどを調べていくととにかく面白い業界だなと感じました!

まだ研修中ですが、これからもっと勉強してアドテク業界にどっぷり浸かることができたらなと思っています!

以上、アドテク業界でインターンを始めたお話でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?