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悲しい出来事#25

高齢化の日本で 若くして人が亡くなることがあります。

1ヶ月ほどまえ 誕生日を迎えたその友人にバースデーメッセージを送ったのですが

すぐに既読にはならなかった。

おかしいなと思いつつ、グループラインもしてみたけどそちらも既読にはならなかった。


その友人Fちゃんは、私が勤めた会社で2年弱 仲良くしていた。

Fちゃんは寿退社をして ご主人の赴任先のヨーロッパに旅立ってしまった。

日本に帰国してからも何度か遊びに行って まだ独身だった私はご家庭の暖かさが羨ましくてなりませんでした。

数日前、グループラインのMちゃんから ”Fちゃん 亡くなったよ”と

電話がありました。

”え...."

私は 言葉が出なかった。

Fちゃんの屈託のない絵顔が 私に笑いかけている。

今年1月に 娘といった人気のカフェ。 ふと、Fちゃんの家の近くだったので連絡したら

”すぐ行くから待ってて〜”と自転車飛ばしてきてくれた。

楽しかった女子会が もうできないなんて....

そのすぐ後に 鬱を発症したそうです。

子育て中にも ご主人の赴任先で鬱を患っていたそうですが、

関西に戻ってきた頃には 子育ても一段落し 鬱を克服するのが、どんなに大変だったか経験談を私たちに話してくれていた。

これからは 楽しく過ごそうねと言っていたのに。

私のスマホには Fちゃんが亡くなった日に最後のラインが来ていた。

ご主人からだった。

何もできなくてごめんなさい。この半年間 精一杯頑張ったFちゃん。

きっと今は 苦しみから解放されて 笑顔でお空にいることを信じてます。

ご冥福をお祈りし....Fちゃんは 幸せな人生だったと心に刻んだ。

そして病気を....

鬱を 恨んだ。






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