辛かったけど今が一番上手。
部活を楽しいと思ったことはなかった。
バレーボールは感謝のスポーツ。
プレー中はドリブルなんて反則。キープができない瞬間のスポーツ。
床につけずにレシーブしてくれた選手に、応援してくれるベンチに、
感謝をしながら得点に繋げていくスポーツ。
『後輩はずっとボール拾い』
『固定観念の強い先生だとボールにも触れない』
バレーがしたくて入ったのにボールに触れるのは、3年間あっても
1年あるかどうか。うまくなるはずがない。成長するはずがない。
でも…ある時流れが変わった。
そう…顧問の先生が変わった。
先輩だろうが後輩だろうが、ボールに触れられるようになった。
スタメン達は焦りを覚え、文句を言いだした。
でも、プレー中に感謝の声と繋ぐ意識が芽生えだした。
部員全員がコートに立てるようになった。
この先生に出会えて、卒業してからバレーが楽しくなった。
おかげで気付いたら20年以上、続けている。
先輩優先は社会に出れば必要だけど、そればかりではやっていけない。
感謝の気持ちを教えてくれて有難う。
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