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PowerShell 資格情報の作成/表示/削除

勤め先には「自称パソコンおじさん」が設置したNASが何台もあります。
これらがADサーバに連携されてないのでキッティングのときに台数分のパスワードを設定しています。

面倒なのでコマンドで一気にやりたい

調べたところ資格情報にパスワード設定するコマンドがあることに気づいたのでメモとして残します。


資格情報とは

資格情報とはWEBサイトや共有フォルダで利用するユーザー名とパスワードのことです。これらを管理する機能を資格情報マネージャーと呼びます。
ユーザー名とパスワードをセットで管理することでWeb サイトやアプリケーションにログインする際、2回目以降は同じ情報を入力することなくログインすることができます。Windowsの標準機能です。

(今だと”パスワードマネージャー”のことなのですが
 何故か「資格情報マネージャー」と訳されています)


PowerShell で資格情報マネージャーを操作するには


資格情報マネージャーに資格情報を追加 (共有フォルダなど)

cmdkey /add "192.168.0.1" /user:"ユーザー名" /pass:"パスワード"


資格情報マネージャーに汎用資格情報を追加 ( アプリなど )

cmdkey /generic "192.168.0.1" /user:"ユーザー名" /pass:"パスワード"


資格情報マネージャーから資格情報を削除する

cmdkey /delete "192.168.0.1"


登録リストを観覧

cmdkey /list


ps1ファイルかBATファイルにNASのパスワード設定を全部記述→保存しておいて必要な都度、実行すれば一気にパスワード設定できます。



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