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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第114回 ロック対談_だぶる模話模話模話~〈英国ビート入門編2【ビートルズその後の百花繚乱② ヤードバーズ、スモールフェイセズ、ザ・フー、ジ・アクションほか】〉~」

模話1「こんばんは、とーます模話です。今夜はビートルズの登場の時期から少し遅かったり、少し年下的なブリティッシュビートバンドの特集です。1曲目はヤードバーズのシェイプオブシングスからです」

The Yardbirds - Shapes of Things (1966)



模話2「ジェフベック時代はほんと斬新といいますか…印象的な曲あるよねえ。ジェフベックグループのシェイプオブシングスもぶっとびますねえ…ロッドスチュアートがかっこいいねえ」


JEFF BECK GROUP (FT ROD STEWART & RON WOOD) - SHAPES OF THINGS 1968


模話1「ヤードバーズって、すごく有名でファンも多いかもしれないけど…どうしてもいわゆる三大ギタリストが出たバンドってことが話題の中心じゃない? 日本だけ特にそうなのかもしれないけど」

模話2「ベスト盤聴いたりしたけど…正直言って、他の著名ブリティッシュビートバンドはアルバム聴く感覚だったけど…ヤードバーズはエリッククラプトンやジェフベックやジミーペイジがそれぞれ弾いてるアイムアマンだとか…ジェフベックとジミーペイジのツインリードのトレインケプトアローリンとか」



※三大ギタリストのアイムアマンの三者三様をおたのしみくださいませ~

THE YARDBIRDS (with Eric Clapton) - I'm a man (1964)

The Yardbirds - I'm a Man(Jeff Beck) (1966) 

The Yardbirds (feat. Jimmy Page) - I' A Man & Outro (1967)



※続いては、トレインケプトアローリンの各パターンをおたのしみくださいませ~

The Yardbirds • “Train Kept-A Rollin'/Shapes Of Things” • 1966 [Reelin' In The Years Archive]
※ジェフベック単独ギター

The Yardbirds - Train Kept-A-Rollin' (1966) 
※上記のカラー処理のもの


The Yardbirds - Jimmy Page on Bass, with Jeff Beck. Best Version. Improved Sound. 1966. Full Show.
※ジミーペイジがベース!


"Train Kept a Rollin'" by the Yardbirds - Live Video with Improved Sound Quality. 1967
※ジミーペイジが単独ギター



模話1「気の毒といえばいえる。結構いい曲あるし…ジミーペイジ時代の輸入盤のライブのCDは愛聴してたけどね。でも、確かにビートルズのラバーソウルが好きだとか…ストーンズのベガーズバンケットは好きだとかさ…アルバムでこれってのが…はっきり言って知らないんだよね」

模話2「映画の欲望のストロールオンがトレインケトアタローリンだとかも知らないころあったしね」

The Yardbirds - Stroll On (Jeff Beck & Jimmy Page 1966)
※ジミーペイジとジェフベック共演ですが…ジェフベックはギター破壊係


模話1「でもさ…オーヴァー・アンダー・サイドウェイズ・ダウンの独創的なリフとか、曲の構成だとか…トレインケプタローリンだって、原曲とまるで違う解釈っていうか…ほれぼれするし…特にジェフベック時代の独創的な曲って、他のバンドとは似てない感じだもんねえ。シェイプオブシングスの曲の展開とか…意表つかれるもんね。ハートオブソウルとかスティルアイムサッドだとか…いい曲はあるよね」

Johnny Burnette Trio-Train Kept A Rollin'  1956
※ご本家


レモンティー from 有頂天
※日本A代表(笑)2バンド

シーナ&ロケッツ レモンティ【Official Music Video】


The Yardbirds- "Over Under Sideways Down" 1966 (Reelin' In The Years Archives)

The Yardbirds - "Heart Full Of Soul" (1965)

The Yardbirds - Still I'm Sad (1965)

RAINBOW With DIO - Still I'm Sad (Live 1977)

※スティルアイムサッドはロニージェイムスディオが歌うとこんなにかっこよくなります。コージーパウエルかっこええ~。このカバー曲のほうがすきですね


模話2「アルバム…確かに、聴いてスルーだったかもね」

模話1「続いてモッズ的ロックから何曲か。ビートルズよりは少し若い印象あるよね。この二つのバンドは。ご存じの通り、スモールフェイセズは本物モッズでザ・フーは企画モッズバンドです(笑)。この時期の二つのバンドのさわやかな明るい感じってほかのバンドにはないですねえ…気持ちいいからね…いってみましょう! ちょっとビートルズの影響がある感じのスモールフェイセズの(Tell Me) Have You Ever Seen Me、 かわいさと激しさが共存するザ・フーならではの名曲 Pictures of Lilyです」


(Tell Me) Have You Ever Seen Me - Small Faces


The Who - Pictures of Lily (1967)


模話2「いい~。なんて心地いいサウンドなのかね。スモールフェイセズはスティーブマリオットの声がいいよね。ザ・フーもこのメジャーコードでマイナーコードになってまたメジャーコードっていうめくるめく切ないポップなサウンドといいますか(笑)」

模話1「同感。自分が還暦過ぎてるの忘れるよな(笑)」

模話2「ボクがいちばん好きなGet Yourself TogetherはJAMもカバーしてるんだね」

模話1「ポールウェラーのデモ集みたいなCD買ったけど…カバー曲にザ・フーもあったよね。好きなんだろうね…いくつになっても」

模話2「では、Get Yourself TogetherをJAMのもあわせてどうぞ~」


Get Yourself Together (USA AM Radio Version) (2014 Remaster)  1967


SMALL FACES-GET YOURSELF TOGETHER  1967

Get yourself together ★ The Jam


模話1「いいな~。いちばん人気なんだろうね。この曲はたぶん。切ないし、ポジティブな気持ちにさせてくれますねえ。しかし…ロニーレーンのあのすけべなコーラスって…どう思われてんのかな?(笑)」

模話2「Pictures of Lilyだって、ピンナップガールのポスター見て恋するガキの歌で…お父さんが確か元気のない息子のためにポスターかなんか貼ってあげる設定じゃなかった?(笑)」

模話1「性的な目覚めとロックってのは切っても切れないもの…なのです」

模話2「岡林さんかね、きみは?」

模話1「続いてモッズっぽいやつを数曲…で今日は寝る。Something In The Air とBrainは似てる気がする…ジミーペイジがクリエイションのギタリストのパフォーマンスをぱくったという証拠が以下です(笑)」

模話2「確かに…睡眠足りてないもんね(笑)。続く~」


The Creation - Painter Man (1967)


Open My Eyes - Nazz {Stereo} 1968


The Action: Brain (Full Length Version) 1967


Thunderclap Newman - Something In The Air (1969)





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