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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第74回 ロック対談_だぶる模話模話模話〈サケトレインロック⑩〉~〈ロック伝説編1 ドアーズ、ストーンズ、Whoほか〉~」

模話1「ロック伝説数々あれど~♪」

模話2「ねえ、浪曲ってさ…浪花節の略だって知ってた?」

模話1「なるほど、ってことは、もともと大阪で流行したってことなのか?」

模話2「そのへんは小沢昭一先生や専門家の先生の本を読んでもらうことにしましょう(笑)」

模話1「日本の放浪芸ね…校正やったことあるぞ」

模話2「名作だよね。で、ロック伝説ね」

模話1「そうそう。伝説ってほどじゃなく、すぐ動画で確認もできるからねいまは…ドアーズの話をしよう」

模話2「エドサリバンショーでのことでしょ?」

模話1「うん。ストーンズも歌詞をかえて歌うように言われて、かえたりしてた時代だよね」

模話2「1967年9月のことだから、モンタレーの後だし…世はヒッピームーブメントにサイケデリックロック…薬物が広がってる時期でもあったから…ハートに灯をつけての歌詞をハイアーってのをベターにかえてねってことだったんだよね?」

模話1「リハーサルでは、指示通りに歌ってたんだってね。本番で…いまは気軽にその映像みられるのがいいよね。本番では元々の歌詞のハイアーって歌って…出禁みたいになったって伝説ね」

模話2「伝説ってよりは事実だけどね。いい度胸してるよね、ジムモリソンは」

模話1「あらためて聴いてみたけど、やっぱりドアーズって魅力あるよね。演奏うまいし…ベースないってのがまた面白いしね」

模話2「キーボードが個性的だし…ギターが唯我独尊サウンドでいいよね。ドラマー結構キースリチャーズ系の顔質でかっこいいしね。ジムモリソンのパフォーマンスって圧倒されるよね」

模話1「いい曲よね。ハートに灯をつけてって。バンドでは難しくて、ボーカルがね、雰囲気でないのよ。ブレイクオンスルーはまあ、勢いでやってたけどね。レッドツェッペリンもライブではブレイクオンスルーをメドレーの中の一曲としてやってたよね…胸いっぱいの愛をだっけ?」

模話2「ストーンズがレッツスペンドナイトトゥゲザーをサムタイムトゥゲザーにしてやったってのもあったよね」

模話1「しぶしぶやった感じで、初来日の頃に出たビデオで見た記憶あるよ。キースリチャーズの顔が少し怒ってるように見えたね」

模話2「でも、むしろ、サムタイムって(笑)」

模話1「時々一緒に過ごそう(笑)。まあ、英語のニュアンスはわかんないけどね」

模話2「わざとそんなおかしな歌詞にしたなら、ミックってやっぱりすごいんじゃない? ちなみにストーンズはその時はなんと5回目の出演。エドサリバンにいやがられていたのにそんなに出演しているのがすごいよね~」

模話1「夜を一緒にすごそうより、ときどき一緒にすごそうって…なんだかいやらしい感じよね(笑)」

模話2「(笑)。まあ…とにかく歌詞の変更無視事件は…ドアーズがパンクの元祖っていわれるゆえんだという…納得できるエピソードだね」

模話1「まあ、有名な話だけどね。さらにファンには有名な話でWhoのアメリカテレビ初出演の話ね。初か、未確認だけど、たぶん初めてかな?」

模話2「スマザーズブラザーズコミックショーだっけ?」

模話1「ってことはあ…お笑い番組で出たってことか?」

模話2「ドリフの番組にミカバンドが出るような感じかな?(笑)」

模話1「確かに、台本あったみたいだけど…でも、たぶん台本無視した感じになっっちゃってる(笑)」

模話2「キースムーンの爆薬をしかける悪質ないたずらでピートタウンゼントは耳が一時的にきこえなくなったりしたんだよね(笑)」

模話1「爆薬の量が多かったらしいね。まじでピートタウンゼントの髪はドリフのコントみたいになってた…あれまじなんだよね(笑)」

模話2「ピートタウンゼントも実はショックを受けていたらしいよ。どこかのインタビュー記事で読んだかな?」

模話1「しかし、キッズアーオールライトの映画で見たときは痛快で…すぐキースムーンが大好きになったもんだよ」

模話2「Whoのメンバーの中でもキースムーンのギャグセンスはとびぬけていたね」

模話1「面白いこと言ってるのは日本人のギャグ感覚からすればキースムーンだけだもん(笑)。英語訳正確にはわかんないけど、英語のセリフをきいてる限りなんとなく『お友達はキースって呼ぶけど、あなたが望むならジョンって呼んでもいいわよ』みたいなこと言ってるのかな? ちょっとゲイっぽい語り口で…あの時代のテレビで、あんなこというかな? しかも、あからさまにドラム叩いてないよってふざけた叩き方で、アテレコ暴露してる感じだしね」

模話2「ピストルズのポールクックがプロモの途中で両手上げて叩いてねえよってシーンは、おおもとがキースムーンがやっていたことの真似だったのかもね」

模話1「Whoって、パンクの人たちからは、ドアーズ、ストーンズ同様に一目置かれていたってことじゃないの? キースムーンへのリスペクトなのかもよ。フーアーユーの題材になったエピソードでさ…確かピートタウンゼントが印税問題でなんだか荒れ狂って酒飲んでたパブかなんかで、スティーブジョーンズとポールクックが『ファンです』ってあいさつに来たときにピートタウンゼントが悪態ついて『お前誰だ』ってくだまいたことがあったらしく…その後、警察の世話になったときにも『お前は誰だ』って聞かれたんだか自分で言ったんだかってのが元ネタってきいたことあるけどね(笑)。詳細、間違ってたらすいません(笑)。興味がある方はご自分でネットとかで調べてくださいね~」

模話2「ピートタウンゼントはジョンライドンに初めて挨拶するときに緊張して、当時の奥様に『夫があなたのことを尊敬してまして…』みたいに間に入ってもらったって話は本当なのかね? スティーブジョーンズとポールクックにしつれいじゃないですかね(笑)。フーアーユーって確かものすごく失礼な言葉というかケンカ売ってる言葉とかも出てくるけどね…」

模話1「まあ、ピートタウンゼントのキャラクターってそういう感じだし…伝説としては面白いよな」

模話2「今回は、伝説の数が少なかったね(笑)。続く~」