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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第92回 ロック対談_だぶる模話模話模話〈サケトレインロック㉘〉~〈ちかごろみた動画編1 ディアプルーデンス、ボンスコットドキュメンタリー、キースムーンドキュメンタリー、クロスビー、スティルス&ナッシュ、ザ・バンド、ニールヤング〉~」

模話1「ちょっと、一休み企画ね」

模話2「いろいろあるしね、人生は…」

模話1「カーニバルだったり、リアルだったり、わが人生だったり」

模話2「なにさ、わが人生って…インマイライフのことか? 最初はザ・バンドで、フレディ・マーキュリーで、ビートルズか?」

模話1「ジョンレノンね。人生って感じだろ? ザ・バンドもフレディもジョンも…」

模話2「近頃見た動画で、面白かったやつを挙げるという企画ね」

模話1「そうそう。結構さあ、ちゃんと書くといろいろ調べなきゃいけないし、時間そんなとれないから…今回は、疲れたんで見た動画で、最近はこんなのもタダで見られるのかっていう話ね」

模話2「ボクは最近、改めてディアプルーデンスにオフィシャルビデオがあったんだなあってしみじみ思ったことであるよ…」

模話1「いま聴いても、斬新とは違うか…いやあ、工夫もあるしね。ベースラインって、サイケっぽくて最高だね。ギターのコード進行といい、ドラムのシンプルでつれていかれる感じの曲調にぴったりのちょっと無機的な感じの何とも言えない感じ。しかしなんつってもボーカルのすごさね。やっぱり天才シンガーでもあったジョンレノンの魔術的な世界。すばらしい」

模話2「シタールみたいにきこえるけど、ギターなんだよね。けっこう難しい弾き方。小指使えないとむずかしい。ジョージはクラシックギターとかもやっていたのかな? ああ、もわくんが最近みた動画は?」

模話1「ボンスコットの英語だから内容いまいちわかんないドキュメンタリーね。解説、ブライアンジョンソンが最初と最後にでてくるやつ。ボンスコットの戦略的な面白さと、バンド内での立ち位置がなんとなくわかって面白いよ」

模話2「AC/DCはマルコムさんの件も含めて、回顧的なドキュメンタリーは多いのかも…あと、ブライアンジョンソン氏の性格や語り口が…素朴で好きだな。他には?」

模話1「なんか、青い目のジュディとか最近聴きたくなるんで、関連のニールヤングの弾き語りとか…ザ・バンドのラストワルツのヘルプレスね…訳詞解説がネットでわかりやすいのがでてきてるから…歌詞よみつつ、聴いたりね…すばらしい作品だねえ」

模話2「ザ・バンドの映像はたくさん出ててうれしいよね。ラストワルツのリックダンコとリチャードマニュエルとロビーロバートソンが三人でソファーで座ってやるやつ…今見ると、3人はコンポーザーでもあるし、まさにザ・バンドの頭脳というか中枢神経なんだなと実感。リックダンコのフィドルの雰囲気のあるいい感じとか、ロビーロバートソンが音楽をよく知ってる感じと、リチャードマニュエルの才能豊かな感じ…リックダンコにしろ、リードボーカルをとれる人が多いってのがすごいよねえ」

模話1「あとさあ、数年前の動画らしいけど、チャボさんがやってる番組みたいなのにチャーさんが出ていて…ほかの動画でもチャーさんは言っていた話だけど…ジェフベックと会ったときにさ…指で弾いてるし、アームのブリッジを手のひらで押しながらとかしてて…どうやって弾いてるのか、なんであんな音になるのかがぜんぜんわかんなかったってのが面白くて、ジェフベックの動画を見ました」

模話2「どうでしたか?」

模話1「ジョンマクラフリンと共演してるやつでさ…最初、ジョンマクラフリンはすんげえバカテクで、超人的で独創的ないかしたギターを弾くんだけど…ジェフベックが弾きだすとさ…主観ではあるけど、ボクから見たら、全然世界が違うっていうか…ジェフベックワールドで、ひとことでいうと〈なんじゃこの音は〉的な音オンパレードでさ。しかも、ロケンロール的なフレーズを入れたりして、ジョンマクラフリンが少し笑ってる気がして…」

模話2「それはどういう意味? ジェフベックが上回ったってこと?」

模話1「全然違うよ。まったく違う世界で、ジェフベックはジェフベックしかできないあまりにも独特な世界を構築したって…ジョンマクラフリンみたいな天才的な人もジェフベックはジェフベックであるから最高みたいに思ってるかもしれないって…」

模話2「臆測だけどね、それは(笑)」

模話1「とにかく、ぺにゃぺにゃくゆゆいんぎいょわおわうわーんみたいに、楽しい音なんだよこれが…晩年でこんなにギターを鳴らせることができるってのはすごいよねえ」

模話2「あとは?」

模話1「キースムーンのドキュメンタリーとか、英語だったからよくわからないけど、まあわかるかなあ的なやつ」

模話2「まあ、ボンスコットもキースムーンもだいたいどういう話かは推測できるよね(笑)」

模話1「あと、ストーンズの全盛期のライブとかね」

模話2「けっこう見てるじゃんか。体調悪くなるとかいいながら(笑)」

模話1「フェイセズと同じく、かっこいいんだよ。特にステージアクションがね。ミックって、たぶん全盛時はロック界でもトップにアクションがかっこいい。フェイセズも見たけど…ロニーレーン在籍時のステイウイズミーとか、やっぱりずぬけてかっこいい。あとチープトリックの武道館見た…たまげるぜ…中2のときくらいに聴いた演奏の実演が見られるんだよ
…信じられるか?(チャボさん風)」

模話2「まさか、映像あったの?ってのは結構あるよね。ローザルクセンブルグとか、RCのラプソディーあたりのライブとかさ…」

模話1「クラッシュの日本公演のnhkとかのも見られる…げろ吐くジョーストラマー(笑)」

模話2「ボクさ、クロスビー、スティルス&ナッシュの1969年のスティーブンスティルスだけギターを弾いてるやつのみたよ。いやあ、スティーブンスティルスって、かっこいいよ。ギターもきっちり」

模話1「そうなると、ジョニミッチェルとかも加えないとなあ」

模話2「そうだね」

模話1「女性アーティスト見たいから、ボニーレイットとかスティービーニックスとかブロンディーとか見たよ」

模話2「いい時代だよね…それぞれのアーティストの全盛期を手軽に動画で無料鑑賞できるんだもん」

模話1「いや、脳の快楽度数はかわんないんだよ。富める者も貧しきものも…」

模話2「話違うぞ(笑)」

模話1「ジャクソンブラウンの孤独のランナー聴いてから寝るか」

模話2「続く~」