嫌わないでよ！好かなくていいから！でも、あわよくば好きでいて…という人生

誰にも嫌われたくない。

好きな人にも。同じゼミの人にも。通りすがりのおばさんにも。メルカリの取引相手にも。ちょっと苦手な人にも。あなたにも。

それなのに私は人を簡単に嫌いになったりする。嫌いになるのに、すぐに好きになったりもする。相当めんどくさい自覚がある。

それで振り回してきた人は何人もいて、
それでも連絡を定期的に取ってくれたり、何事も無かったかのように仲良くしてくれたりする人達には感謝をしてもしきれない。

中学生の時、同じクラスの男の子を好きになって光の速さで思いを伝えた。
無事実り、晴れて「恋人」になったのに、まだ若すぎる私はなぜだか「恋人」に違和感を抱き、『友達に戻りたい』と伝えた。

彼はとても優しい人で、『自由に生きていいよ』と言ってくれた。(皮肉が込められていたかもしれないけれど)

また、晴れて「友達」に戻ったのだが、
友達として接していく中で、彼の魅力を再確認しまくって、やっぱり好きだ、となった。はた迷惑な女である。

それをまた彼に伝えてすごく困らせた。
なのに変わらず話してくれていたし、卒業してからもたまに誕生日を祝う連絡をくれたりしていた。

そんな彼みたいな人間はごく稀で、

次の恋人だった人は、何度か関係を修復しては些細なことで私が嫌になり自衛。ブロック。などを繰り返していたら、疎遠になってしまった。永遠に通して貰えないフォローリクエストは私の身勝手さを表している。

私はつくづく都合のいい人間で、
好きになったり、嫌いになったり、
人を振り回してばかりなところがあると
最近になってようやく気がついた。

私は相手に対して、苦手だな～と思っていても、相手から私に対して苦手だな～と感じ取れる行動をされると落ち込んだりする。

ほんとうにご都合のいい人間なのだ。

誰も私を嫌いにならないで。
あわよくば好きでいて。

でも私はあなたが嫌いだわ。

ここだけ切り取るとプリンセスみたいだね。

本当のプリンセスはこんなに傲慢じゃないか、。

でも、私はまだ自分をこの人生の主人公だと思えている。

だから、胸を張って傲慢なプリンセスとしてこれからもやっていくことができそうだ。ふふ。