愛されているという実感が欲しいだけ

うちの旦那は好きだとか愛してるだとか、そういう言葉は自分から一切言わない。
わたしが「わたしのこと好き？大好き？愛してる？」と聞くと「好き、大好きではない。愛してる」と若干めんどくさそうな顔で答えてくれるぐらいで(文章にするとくそめんどくせぇ女だなわたし)。

旦那曰く「言葉にしなくてもわかるやん」とのこと。

いや、わかんねーよ。

毎日べたべたくっついてくるわけでもなし、夜の営みの回数が多い訳でもなし。つーかちょっとセックスレスやったやん！

ってことで「ブログには書けないお話」第一弾。セックスレスのお話。

セックスレスの定義

セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」と定義されている。しかし、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼ぶのが一般的な解釈である。
引用：Wikipedia

黒川家の場合

我が家は平均1ヶ月、最長1ヶ月半の期間が空いた。
もちろん世のセックスレスに悩む夫婦からすれば短い方だとは思う。
でもわたしは辛かったのだ。もっと辛い人がいるとかそんな話はいい、今はわたしのターン！

だって今まで2～3日に1度はあった情事が1週間に1回になり、2週間に1回になり、1か月に1回になり、気付けば1ヶ月全くしてないな、って。恐怖やん。一緒の布団に寝てて触られもしないなんて夫婦でいる意味ある？同居人でよくない？

別にわたしはセックス大好き！ってわけではない。それでもやっぱり好きな人には抱かれたいと思う。言葉にしない男になら、なおさら。

提案却下

ほぼほぼ毎日のように言い続けた「今日はえっちする？」は「今日は無理」「今日はしんどい」「明日朝早いし」と却下され続けた。

仕事が忙しいのはわかる(当時仕事上でも付き合いがあったから)。でもそんな時間かからんやん。2時間も3時間もかからんやん。短かったら5分ぐらいで終わるやん。

1ヶ月30日のうち1日、更には1日24時間のうち15分すらもわたしのために割いてはくれないのか。
そう思うと泣けて泣けて仕方なかった。わたしがいる意味って？ただの飯炊きババア？家政婦？

そして最終的にわたしはトチ狂った提案をした。

「もう隔週金曜とかでいいからシて」

もちろん「ゴミの日みたいで嫌。決められた曜日にするとか嫌」と却下。
まあ後々考えるとこれは無しだよなあって自分でも思う。

何も言わない、という選択

「毎日言われると余計シたくなくなる」という旦那の言葉から、わたしは何も言わないようにした。今まで通り家事もするし好きだとかは言うけれど、それを求めるようなセリフは一切吐かないようにしたのだ。

すると今までが嘘のように我が家のセックスレスは終焉を迎えた。

多分あれだ、勉強しなさいって言われてやる気がなくなる子どもみたいな。今やろうと思ってたのに！みたいな。

うわあ～～めんどくさ～～。

今は安定して2～3週間に1度はちゃんと出来ている。
新婚でこの回数は少ない方だとは思うけれど、まあ旦那はオッサンだし仕方ないとここは割り切るしかない。

言葉が無理なら態度で示せ

好きだとか恥ずかしくて言えないのならばせめて態度で示してほしい。「わかるやん」ってこちらに察する能力を求めないで欲しい。
それは傲慢で、ただの怠慢だ。

しかしセックスレスが解消されたというのに我が家には未だ子どもが授からない。そろそろコウノトリさん来てもいい頃だと思うけど。
旦那の子種……息してる……？大丈夫……？と少し不安になりつつあるけれど、このお話はここで終わりにしよう。

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