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お地蔵さんぽ

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人々を苦しみから救ってくれる存在として、古くから日本人に親しまれてきたお地蔵さま。 子どもの頃からいつも側にいる、ちょっと不思議な守り神を探す「お地蔵さんぽ」。 きょうもお地蔵さ…
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2019年11月の記事一覧

#49 名もなき地蔵@山吹町

人々を苦しみから救ってくれる存在として、古くから日本人に親しまれてきたお地蔵さま。 子どもの頃からいつも側にいる、ちょっと不思議な守り神を探す「お地蔵散歩」。 きょうもお地蔵さまを探しながら歩いています。 最初に書いた本はビジネス書だった。 本名で書いたのだけれど、これがけっこう売れて、僕はビジネスライターと呼ばれるようになっていた。 それが30歳の時のこと。 30代は下関マグロというペンネームでエロ本などにコラムを書いていたので、エロライターとも呼ばれていた。 本も何冊か

#48 道供養之塔脇のお地蔵さま@三鷹市牟礼

人々を苦しみから救ってくれる存在として、古くから日本人に親しまれてきたお地蔵さま。 子どもの頃からいつも側にいる、ちょっと不思議な守り神を探す「お地蔵散歩」。 きょうもお地蔵さまを探しながら歩いています。 お地蔵さまとの出会いで、僕が理想とするのは、散歩の途中でいきなり出くわすというものだ。お寺の境内などではなく、路傍にたたずんでいるお地蔵さまが好きだ。 先日、三鷹市で取材を終え、ちょっと遠回りをして吉祥寺駅まで歩くことにした。住居表示が三鷹市牟礼になっていて、ああ、懐か