家事見習い

ちょっと前からやるようになりまして。
掃除、洗濯、アイロン掛け、日用品の買い物や片付け、それに料理と、その家ごとにボリュームは違えどやる内容は大体こんなもんかと。

一人暮らしはしたことがなかったものの、家庭環境が少々アレだったこともあり家事全般10代の頃からやってたお陰で抵抗感もなく色々とそこそこできるんです。
なんなら割に丁寧なんです。

薬は飲んでいるものの、今は骨転移の影響でベッドから起き上がっただけでも背骨が折れてしまうほど脆くなっている。
それでも妻は家事をなかなか譲ろうとはしない。
それこそが自分の使命と思っていてバロメーターにもなるし迷惑をかけたくない思いもあるみたい。
そういう妻の自尊心も体調も気遣いつつ、今後いつバトンタッチを頼まれてもいいように、頼みやすいようにと思ってやるようにしたんです。

で、
思ったことといえば「むちゃくちゃ大変」ってこと。
前やってた頃はこんなに大変と思わなかった記憶しかないんですけどね。
掃除洗濯なんてものは隙間時間で何とかやりくりできるけど、料理とその周辺のことは本当に大変で...
シングルの人や共働きの人はどうやってこなしてるのかを考えると尊敬の一言。

料理はいわゆる家庭料理ってやつだけど、子どものお弁当のことも考えつつバランスも考えて、残った野菜とかは当然近々再登板するわけで。
料理のバリエーションや発想力がことごとく欠如している僕は、料理のことを考えるだけで頭がいっぱいになる 笑

当然これでは役に立たないので、妻が何をどこまで考えて買い物しているのかを知ることから始めようと思い料理のスタートラインの買い物から同行して根掘り葉掘り訊いてみたものの、当日分の料理と翌日の朝食分のことが頭にある位。だって。
「弁当はどうにかなるし、そんな先のことまで考えてもその日の気分で変わるんだから疲れるだけでしょ。」
確かにそれはそうかもしれないですけどね。
これは見様見真似でレパートリーを増やしていくことでしか解決しないかもしれない。

家事を手伝う感覚よりは、家事について見習う気持ちで料理を自分のものにしていかないとな。

手の脂、とっくにどっかイッてまっとる。。

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