リスクのセンスの磨き方
お洒落になりたい人はファッションセンスを磨きます。
事故に対する意識や嗅覚を身に着けたければ…
リスクセンスを磨くこと
1.「危機感を持って!!」
介護現場において、事故を起こした後の会議や対応、インシデントに対する会議や対応、上司や先輩から、
「もっと危機感を持って!!」
「先読みして行動しなさい」
と、言われませんか?
「危機感を持つ」って、とても曖昧で個人の感性や経験に左右されるもの。
知識の多さや経験があれば、危機感を持てるかと言われても、一概にそうだとも言い難いところがあります。
とは言え、知識や経験から沢山の“気づき”のアンテナを増やしたり、引き出しを増やしたり、感性を磨かなければならないことも事実です。
そこで、私なりの「危機感の持ち方」を考えをそのままシェアしたいと思います。
こちらは、職員向けにメルマガ風に配布した資料となりますので、一部社内標語が使われている部分がありますのでご容赦下さい。
※「ハッとしてGood!!」: 弊社のインシデント報告活動のこと
2.Sence of Crisis
危機感を英語でなんと表現するのかな?と、調べたところ「Sense of crisis」と、表現されます。
感覚的にこちらの方が、個人的にグッと理解しやすいなと感じました‼
つまり、
「crisis(危機)」の「sense(感覚)」
「危機に対する感覚」
センスを磨くとよく耳にしますが、そのまま使わせていただくと
「危機に対するセンスを磨く」ことが「危機感を持つ」こと…
危機に対するセンスを磨けばいいのです‼
それでは、
危機に対する“センス”を磨くためには、何をすればいいのか!?
ハッとしてGood‼ に記入する!
ハッとしてGood‼ を見る!
ハッとしてGood‼ を読む!
ハッとしてGood‼ で、お互いに磨きあう‼
ハッとしてGood‼に記入する。または発表する。ことが、
自分で自分のセンスを磨く行為になっています。
それを聞いた仲間もセンスが磨かれます。
リストを読んだみんなもセンスが磨かれます。
当然、お互いに指摘しあうには痛みが生じます‼
「〇〇よりも△△の方が良かったかも」「あの言葉遣いはあまり好ましくないかも」など、
ハッとしてGood‼は必ずしも全てがポジティブなものだけではありません。
指摘したあなたも、指摘されたあなたも、痛いです。
それは、センスが磨かれているからです。
磨くということは傷がつきます。
傷がつくので、最初は受け入れられなくてもいいのです。
「なにくそ‼」と、感じていいのです。
それは、傷がついている痛みですから。
それでも、
帰ってから、しっかりとメンテナンスしてください。
湯船につかりながら、ビールを飲みながら、時間をおいて、ふと俯瞰して見てください
「ああ確かにそういう考え方もあるよな」「よく考えたらまずかったな」
「あの人もきっと痛かっただろうな」「私の為に言ってくれたんだな」
と、傷をメンテナンス(俯瞰して受け入れる)すると…
傷がコーティングされて輝きが増します‼
そう
センスが磨かれているのです‼
ハッとしてGood‼は、ポジティブもネガティブも全てにおいて、
お互いに相手を想い、お互いに成長するための取り組みです。
お互いに痛みを持っても、最終的にお互いを受け入れる・認めることができる。
まわりまわってポジティブな取り組みです‼
このハッとしてGood‼を、
ただ惰性(受動的に)で参加するのではなく、
意識を持って(能動的に)参加する(経験を重ねる)ことで、
危機感を持つ!!ことができるのです。
危機に対するセンスを磨くことができます!!
さぁ、一緒に センスを磨きましょう‼
危機に対するセンスを‼
3.補足
同じ内容になりますが、stand.fmさんで、もう少し補足を加えてお話させていただいています。
よろしければ、お聞きいただけたら嬉しいです。
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