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喪中につき 5 発熱

Covid-19ワクチン、モデルナの2回目の接種をした。1回目の副反応が2週間以上も続いたので、2回目は覚悟していたが、はたして当日の夜から発熱した。この暑さにも関わらず、全く汗を書かず悪寒さえしたまま、39度を超えた。

昨年秋、父が入院したきっかけは肺炎だった(後に器質化肺炎と診断される)。息苦しさを訴え受診して数日は自宅療養を選択したが、体調の悪さに自ら希望して入院したその晩から40度を超える高熱が出た。即座に点滴による対処がなされ、すると熱は下がるが、深夜に発熱することを何日か繰り返した。

既にコロナ禍の為、入院患者への付き添いや面会は禁止。LINEでの家族グループ通話が唯一のコミュニケーションだった。LINE通話の時間は熱は下がっていたので、聞いて知るのみ。あまりピンと来なかった。私達家族は高熱を出している父を見ていない。

86歳の身体で40度を超える発熱を毎晩繰り返し、息苦しさが増していった数日。このまま死んでしまうのだろうかと思わなかったはずがない。恐怖と不安。一人で可哀想だったねぇ、と39度の熱の中で思ったりした。

私の熱は2日して平熱に戻り、今は頭痛が残っている。

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