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『「たま」という船に乗っていた 〜らんちう編〜』

5月22日
石川浩司・原田高夕己『「たま」という船に乗っていた(らんちう編)』

 たまの元ドラマー・石川浩司さんの自伝を原作にした漫画の続編。
 イカ天で大ブレイクしてからの怒涛の日々と、ブームが去った後の活動が描かれる。
 テレビなどのマスメディアから離れ、地道なライブ活動に戻ってからの活動は追えていなかったので、読んでいて新鮮に感じられた。柳原さんの脱退にまつわるエピソードは今読んでもなかなか胸に迫るものがある。
 漫画版のオリジナル要素として、たまに多大な影響を受けたホフディランのワタナベイビーの視点が加わっているのも、読み物として深みが出て面白かった。


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