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日記:20230521〜文フリ→ボートレース戸田〜

 流通センターで行われる文学フリマに行くため、浜松町へ。
 大江戸線で行くか、山手線で行くか。日曜昼間の山手線なら空いているだろうし、のんびり座っていこうと山手線を選んだら、まあまあ混んでいた。二択を外してしまった。


 浜松町の評判良さそうな讃岐うどん屋さんで昼食。すこし入店待ちがあったけど、回転よくすぐに案内された。豚肉と鶏天3個入りのスペシャルの冷たいやつを注文。
 食券を渡して席につきセルフサービスの水を飲んでいたら、もう注文したうどんが届いた。回転早いわけだ。

 そもそも冷やしうどんをあまり食べたことがないのだけど、つゆというか出汁が薄味でびっくりした。冷やしうどんだからなのか、このお店の特徴なのか。次回、秋の文フリでは温かいうどん食べてみよう。カレーうどんも美味しそうなんだよな。

 ほぼ同じタイミングで全く同じメニューを注文していた隣の男性客が、こっちはまだ半分くらい残っているのに、さっさと完食してお店を出て行った。食べるのが遅いと生き物としての弱さを感じる。


 東京モノレールで流通センターに到着。
 長蛇の列ができていて、長時間待つことを覚悟しながら並んだけど、スルスルと列が進んでストレス感じることなくスムーズに入場できた。アイドルのチェキ列や物販列に慣れすぎて、行列は動かないものと思い込んでいた。

 場内は大変な盛況で、入り口付近に止まったら邪魔なのでそのまま進んだら、入ってすぐのところにRAYの琴山しずくさんのブースがあって本人がいらっしゃった。かわいい。
 心の準備ができていないので、血迷っていったん素通りしてから出直しそうになったものの、気を取り直してZINEを3種類購入。
 ネット上で発表されているコットクラブのマザーグースのような世界観がとても好きなので、読むのが楽しみ。


 続いて、ひだりききクラブさんのブースへ。購入待ちの列ができていて、さすがの人気だった。文フリに訪れるタイプの人は全員読んだ方がいい。

 今までこういう場で著者ご本人から直接購入する時はサインをいただける(ことがある)ということを知らずにいたので、すずめ園さんから初めてサインしていただいた。先週購入した「主人公」の感想もお伝えできて感激。
 今回はご不在だった出雲にっきさんのサインも今度またぜひ。

 お手伝いにいらしていたイラストレーター松村早希子さんのフリーペーパーもいただいた。松村さんのイラストは、ハコムスの絵を描かれていた頃からネットでお見かけして好きだったので嬉しい。


 それから、せきしろさんのブースにもうかがい、自由律俳句集を購入。こちらもサインをいただき、ひだりききクラブさんとまた句会をお願いします、と不躾な依頼をしてきた。


 文フリ会場を抜け出して、次の現場であるボートレース戸田へ。
 流通センターから東京モノレールで浜松町に行き、山手線に乗って次の新橋で降り、赤羽で埼京線に乗り換えて戸田公園に向かう。

 自分にとっては複雑すぎる乗り換えをアプリの指示通りに順調にこなして赤羽まで来た。
 アプリの指示通り1番ホームに着いたら、遅延していた前の電車がちょうどホームに入ってきた。行き先は大宮なので、これで行けるだろうと乗ってみたら、停車駅に「戸田公園」の文字がない。
 焦りながらアプリで調べてみたら、どうやら同じホームから出る同じ行き先の電車でも、埼京線と京浜東北線で停車駅が違うらしい。じゃあホームも分けてくれよ。

 泣きそうになりながら赤羽まで戻り、今度こそ埼京線で戸田公園へ。

 戸田公園の駅を降りて、駅前のロータリーから路線バスに乗る。乗車した後で、競艇場の無料シャトルバスが出ていることを知ったが後の祭り。
 おかげでボートレース戸田から20分近く離れたバス停から、とぼとぼ歩く羽目になった。

 でもバス停の近くに山田うどんのお店があって、さいたまを実感できたので良しとする。
 埼玉出身のあんぬちゃんが多用する「がんばりマウンテン」は、山田うどんの「山」とかけているのではないか、という説を提唱したい。


 どうにかボートレース戸田に到着。競艇場のイメージとはかけ離れた親子連ればかりの雰囲気に圧倒されつつ、フィロのスの出演するイベントステージを下見する。
 15時45分からライブとのことだったので、会場をうろついてキッチンカーを物色。JAの野菜や果物のバザーはもう終わってしまっていた。残念。
 
 ベビーカステラソフトというスイーツを売っているお店があったので、キャラメル味のを買ってみた。
 あったかいベビーカステラと、冷たいソフトクリームの食感が面白くておいしい。移動で疲れた体に染み渡った。


 10分前行動を心がける人間なので、ライブが始まる前にイベントホールに向かったら、ライブ開始時間の10分前からトークコーナーがあって、ちょうどフィロのスが呼び込まれたところだった。
 TMR西川さんとのトークで、どんな話題でも筋肉と絡めて返してくるのが面白い。

 ライブ本編はダンス・ファウンダーからアイドル・フィロソフィー(ハーフサイズ)と、振りコピやコールを入れやすい曲から。しっかり会場後方の客席までレスを送っているフィロちゃんたちが頼もしい。

 いったんMCで自己紹介を挟んでからシスター!
 この環境でシスターを持ってくるのは意外だった。けど、この選曲が大正解で、ふだんアイドルに関心がなさそうな客層も、歌声に引き込まれているのが伝わってきた。
 ここから最後まで、ぐっと客席がステージに集中していた気がする。

 終盤はGimme Five!にシュークリーム・ファンクと、新曲をつづけて披露。
 客席で幼児がシュークリーム・ファンクの振り真似をしていたり、アイドルヲタク以外の観客も楽しんでいた様子だった。ベスト・フォー時代の名曲に負けないくらい、新体制になってからできた曲でも客席を盛り上げていたのがとてもうれしい。

 ラストは「ライブ・ライフ」で盤石の締めくくり。直球の王道セトリで大満足の楽しさだった。

 ライブの後、フィロのスでツイート検索したら、初めて見た人や、数年ぶりに見たという人たちが揃って絶賛していて、こっちまで嬉しくなった。
 やっぱり無料ライブ、それも実績ある主催者と、ふだんと異なる客層を呼べるイベントは重要なんだな。そこで客席をしっかり楽しませる実力があるのが大前提だけど。

 帰りは乗り換えを間違えることなく無事帰宅。
 ここしばらく頭にまとわりついていたストレスや疲労感がきれいになくなっているのを実感した。充実しまくりの楽しい一日。

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