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日記:20231007〜新宿→増上寺→渋谷〜

 今日はお昼から3現場回し。

 まず最初は始発待ちアンダーグラウンド主催の「UNDERSTATION 19.5」。 
 ワンマン直前に急遽開催が決まったライブとトークのイベントで、入場料も1000円ということで、ゆるっとした内容かなと思っていた。
 ところが、いつものように熱いライブから始まり、サイコロトーク、競り(私物オークション)、ソロコーナーと盛りだくさん。それぞれのコーナーにやり過ぎなくらい力が入っていて、とても1000円の内容じゃない。

 サイコロトークでは、「ライブ中のこれが嬉しい」というお題に、ムラタセンセーが「『高電圧反抗少女』でオイ!オイ!ってコールが入ると嬉しい」と回答。その流れで「今日、高電圧やるのかな〜?」「どうだろうねえ〜?」とわざとらしいフリがあって、てっきり後半のライブパートでやるのかと思ったら、やらずに終わった。競りコーナーが長引きすぎて、曲をいくつかカットしたらしい。
 
 その競りコーナーで各自が出品した私物は、ブン・ブンさんはGUのショートパンツ、ムラタセンセーはペイント作品、アスミさんは自作衣装のポートレート、そして言い出しっぺのモナ・ミダレさんは剥がれた付け爪、という内容。
 やたらと白熱した落札合戦が繰り広げられて、時間が押してしまったのだとか。

 サイコロトークの後、各メンバーが「ライブでここを見てほしい」箇所を発表し合うコーナーがあり、サイコロトークのお題とかぶっている気がしつつも、トークでパフォーマンスのこだわりや曲への想いを語ってから、ライブを披露するのはとても良い試み。二丁魁もトークイベントでやってたやつ。次回も同じ機会があれば、トーク後の実演はさらっとやる感じじゃなくて、1曲フルで本意気でやってほしい。

 ソロコーナーもあると聞いていたので、ソロで曲を披露するのかと思っていたら、それぞれが自分のやりたいことを好きなようにやる自由な時間だった。
 ブン・ブンさんは特技の体の柔らかさを披露。
 アスミさんは過去に作成した衣装をメンバーにも着させてファッションショー。生誕祭でしか見られなかった衣装がまた見られて嬉しい。あれが1回で終わりなのはもったいなさすぎる。
 ここまではいいとして、ムラタセンセーはドラえもんの頭をかぶって客席から登場して、みんなで輪になってドラえもん音頭。会場のPAさんが笑ってたのが印象に残る。
 モナ・ミダレさんは、足の怪我で不完全燃焼に終わった自身の生誕祭のソロカバー曲。生誕祭以来の生誕衣装も、生誕の時の想いが込み上げて泣いてしまうミダレさんかわいかった。

 本当に始発待ちアンダーグラウンドは手を抜くとか程よく加減するということを知らなくて、常に全力でやりすぎる人たちなのだと改めて思い知った。10月19日の新宿LOFTワンマンでも思い切りやりすぎてほしい。期待しています。


 次の現場の前にお昼を食べようと思っていたけど、あまり時間がなくてそのまま急いで浜松町へ移動。みなと区まつりが行われている芝・増上寺へ。
 開演時間の5分前くらいに着いたら、もうステージでタイトル未定が歌っていて、マキで始まってしまったのかと焦ったけど、本番前のリハーサルだった。安心。

 リハ後、司会進行の女性から紹介があってタイトル未定が再登場。
 草月流の巨大なオブジェのような生花があしらわれた本殿前のステージという特異すぎるロケーションながら、いつもと変わらないタイトル未定らしいパフォーマンスだった。
 「何者にもならなくていい」というコンセプトは、自分のままでいい、という肯定でもあると思う。奇を衒わず、変に戦略をめぐらせず、媚びず阿らず、自分たちのパフォーマンスでどんな環境でも目の前の観客を魅了する姿は、あまりにも開拓者だった。
 タイトル未定はいま大きなキラキラ光る道を切り開きつつあるんだろうな。その先がどこまで続いているのか、楽しみに追いかけていきたい。

 「溺れる」の大サビ前で、阿部さん冨樫さんが向かい合って歌うところがとても良くて、その直後の谷さんのソロも素晴らしかった。
 谷乃愛さん、まっすぐで癖のない歌がとても素敵だった。
 たしか川本さんが曲終わりに、手応えを感じたような微笑みを浮かべていたのも「溺れる」だった気がする。
 ラスト「青春群像」の阿部葉菜さんのソロパートで涙出そうになった。冨樫さんの染み通るような歌声とはまた違う、正面から弾けるように胸を打つ歌声。

 ライブ後にアルバムを購入して、特典券で阿部さんとチェキを撮っていただき、渋谷に向かう。
 いいかげん空腹なので道玄坂上のコメダかモスバーガーで間食がてら時間を潰そうとしたら、コメダは満席、モスバーガーは土曜定休だった。
 土曜定休?ファストフードが?
 ファストフードのバイト募集って土日祝日入れる人を歓迎するもんだと思っていた。もしかすると深刻な人手不足とかあるんだろうか。

 仕方なくモスバーガーの並びのモリバコーヒーでクロワッサンサンドとルイボスティーで時間を潰してから、最後の現場、渋谷Loft 9へ。


 昨日のFinger Runs ワンマンのSチケット、撮影チケット購入者のみが参加できるトークイベント。入場順について何のリファレンスもなかったのでどうするのかと思っていたら、ワンマンのチケット入場順通りとのこと。
 なんかこういうので揉めてるの見たくないから、ちゃんとしてほしい。頼みますよほんと。

 で、開演時間の19時になったら、最初の告知の時に開演時間を30分間違えていたので、気づいていない人がいるかもしれないから最初の30分はどうでもいい話をします、とのこと。だからちゃんとしてくれって。
 まあ、好きなアイドルがするどうでもいい話はどうでもよくないので、これはこれで楽しかった。

 30分経過してから本題開始となり、Youtubeに公開中のワンマン映像を流しながら、振り返りのトーク。そしたら、ちょうどいいところで、Youtubeの広告が差し挟まれて、客席から「プレミアム入れ!」の野次が飛ぶ。ちゃんとしろマジで。

 真面目な話で言うと、唯ちゃんとみずほちゃんが、しっかりやろうとし過ぎて遊びや余裕がなかった、という旨の反省をしていたのが印象的。その姿勢が次に繋がるんだろうな。期待しています。

 あと普段あまり感情や内面を表さないイメージのある鹿目あきさんの人間的な魅力や面白さが垣間見えて、なんだか嬉しかった。あきはクールなイメージだけど本当は面白いと言われて、「わたしクールなイメージなの?」と本気で意外そうな顔していたのが笑った。
 
 新メンバーの新田桜子さん、受け答えがいちいち利発で、たぶんかなり賢い方なんだと思う。あと言葉の受け止め方とかにも、基本的にポジティブというか、光の方を向いている人という印象を受けた。
 Aqbiはわりと闇な雰囲気なアイドルが多いイメージなので、特に兎月こむぎさんとの会話で生まれる対比が興味深かった。

 途中、なんだかよくわかんないけど、みずほちゃんがQUEENのWe Will Rock Youを「ぱらべらばーぺろぺろぽん」とかメチャクチャな歌詞で歌うくだりで謎に盛り上がった。
 そこから、ひとりずつコーラスが増殖していく流れになり、これいつまで続くんだろと思い始めた矢先に、こむぎさんがビールジョッキを落として割ってしまい、強制終了。
 本人はしきりに申し訳ながっていたけど、むしろ助かった。

 客席からの質問で、対バンしたいアイドルを訊かれて「にちょがけさん」と迷わず即答していた小笠原唯さん、愛してます。

 
   

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