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日記:20231028〜selfish・タイトル未定〜

 本日は一日、白金高輪セレネB2で過ごす。
 その前に西新宿のセンターステーキで肉増しステーキカレーで昼食。ちょっと早めに家を出たのだけど、行列ができていて思いのほか待つことに。


 結局、会場に着いたのはちょうど前物販が終わって開場にはだいぶ時間があるという、いちばん中途半端なタイミング。
 
 1本目はsefishのデビューライブ。
 元クロスノエシスのLAKEさん改め清水玲衣さんがいるグループで、他のメンバーも全員かつてアイドルグループに所属していた経験があるらしい。
 ひさびさにステージに立つ清水さんの姿を見たらもちろん胸が熱くなったし、この日会場に集まった観客のほとんどは、メンバーの誰かに対して同じような気持ちを抱いていたんだろうな。

 デビューライブからバンドセットだったけど、曲自体はまだ2曲しかなくて、通常の音源セットとバンドセットで同じ曲を2回ずつやって終了。どちらの曲もONIGAWARAのサティフォさんが提供したらしく、爽やかで軽快な曲だった。

 清水玲衣さんは落ちサビや歌い出しなど、大事なパートを任されていて、信頼されていることが伝わってきた。MCでも流暢に告知を行い、他のメンバーが喋っている時にしっかりそちらを見つめている姿が頼もしかった。
 クロノスでは末っ子だったけど、selfishでは周りを引っ張っていく存在になってほしい。

 他のメンバーではボブの髙橋さんが綺麗な顔立ちで歌も上手く、エース感が漂っていた。これから人気出そう。
 まだメンバーによってパフォーマンス力にばらつきはあるけど、曲数も増えるだろうし、これからに期待しています。

 そういえば入場特典で全員に配られたランダムのピクチャーチケット、自力で玲衣ちゃん引けました。わーい。
 この日限りのサービスでメッセージ入りの個別チェキ券を返却してくれたり、運営さんがとても丁寧に仕事をしている印象。

 あとバックバンドのメンバーに関口Q太さんがいらっしゃってビックリした。神崎風花ちゃんのソロの時にお見かけして以来か。まさかれーくちゃんより懐かしい顔をお見かけするとは。



 2本目はタイトル未定「北海道のアイドルによる東京単独公演」
 「いくらスペシャル」と名付けられた通り、Sチケット購入者は瓶詰めいくらがもらえるという謎公演。一般チケットで入場しました。わりと真面目でかっちりした運営方針のタイトル未定が、たまにこういうよくわかんないユーモアを発揮してくるのとても良いと思う。
 MCで話していたけど、北海道出身の谷さん、冨樫さんはいくらがあまり得意じゃないらしい。メンバーの半分がいくらを食べられないいくらスペシャル。

 いくらはともかく、ライブは今回も本当に素晴らしかった。タイトル未定のライブが良いことはもう十分承知しているのに、それでも衝撃を受けるくらいの良さだった。
 
 1曲目「薄明光線」で冨樫さんがラストの歌詞「こうせん」の「ん」を引っ張るように残す歌い方をしていたり、「黎明」の「溶けて行くAnswer」で「アン/サー」の間にわずかな間を空けていたり、ちょっとした違いだけで鮮烈な印象を与えられた。

 中盤、「夏のオレンジ」は流石に季節外れではと思ったら、阿部さんがアドリブで「この秋は」に歌詞を変えたり、そのへんの臨機応変さもさすが。

 真ん中へんで「綺麗事」を聴けたの嬉しかったな。この曲でガツンとやられてタイトル未定のファンになったので。曲を聴くだけで、そのグループにまつわる思い出が蘇ってくるのは、どのアイドルでもそうなるわけではない。それだけ曲の力、パフォーマンスの誠実さがあればこそ。

 対バンとは異なる単独公演なので、あまりふだんライブで聴く機会のなかった曲が見られたのもよかった。「ないしょのはなし」は音源で聴いたこともないような気がする。
 セリフの入る「最適解」では、背後のスクリーンにワンマンライブで子役のバックダンサーたちと共演した映像が流れていて、歌詞がいっそう胸に沁みた。近くで何人か泣いてる人もいたな。わかるよ。

 「最適解」だけに限らず、タイトル未定は曲と曲で歌詞が有機的に結びついているので、メッセージに上辺だけでない説得力があるし、セトリの順序などで同じ曲でも違った聴こえ方をすることがある。
 しかもメンバーが決まりきった歌い方や表現で飽き足らず、毎回表現の仕方に創意工夫を凝らしているので、同じ曲でも見るたびに印象が変わる。
 だからこそ、タイトル未定のライブを見るたびに生きている曲だな、と強く感じる。今日も本当に良いライブだった。


 ライブ終了後、三田駅に向かう途中で見つけたオープンしたばかりのカレー屋さん「Rスリランカ」で晩ごはん。
 1日2食続けてカレーでもぜんぜん気にならないけど、昼がビーフステーキカレー、夜がポークステーキカレーなのは馬鹿だった。
 「Rスリランカ」のポークステーキカレー、かりかりに焼いたポークステーキが鉄板でぐつぐつ熱されてるスープっぽいカレーとマッチして、とても美味しかった。無料でカレーとライスをおかわりできるモアカレーというシステムもありがたい。

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