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【子供の夜泣き、大人の歯ぎしりにも漢方薬!】

今日は少し日差しが和らいだとはいえ、70%を超える湿度は
なかなか体にこたえる時期ですね。

さて、こんな湿気がぐずぐずする時期には、お子さんをお持ちの方は

*いつもより朝のぐずりがひどい!
*夜なかなか寝なかったり、夜泣きがひどい!
なんてお悩みもあるかもしれません。

実は漢方薬は大人だけではなく、処方が優しく
子供にぴったりのものもあるのです。

特に夜泣きは、突発性発疹の後などに酷くなったり、
お熱が下がってきた時におこりやすいものです。

そんな時は「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」がおススメです。

生薬の構成は
大棗(ナツメの事)、甘草、小麦・・・以上!これだけです。

とってもシンプル漢方薬なので、お子さんにもぴったりです。

夜だけ夜泣きで悩んでいるのであれば
夜寝る前に飲みます、生後10か月くらいであれば10グラム以下、2歳程度であれば1.25グラム以下が推奨されています。

ただ、甘草が入っているので長期服用には向いていない為

1~2日、多くても5日以内に症状がおさまらない場合は服用を中止しくてください。

また、お飲みになる時は
かかりつけの先生のお考えもありますので、
小児科で必ず確認をしてくださいね。

また、この処方は子供だけではなく
大人の夜驚症(よる悲鳴を上げて起きてしまう睡眠障害の一種)や歯ぎしりにも効果があると言われています。

特にストレス社会の現代では、大人の睡眠中の歯ぎしりの患者数はとても多いと言われています。

マウスピースをするのはな~と思われている方、よかったら甘麦大棗湯を試してみて下さいね。


なつめ(大棗)

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