うらばなし01

現在noteとツイッターで連載中の
「夢追い人は時々しんどい～エンジニア上京物語～」は
私がお手伝いしているYou Tubeチャンネル
「クズネズミはゲームを実況しない。」
のメイン実況者であるジオニスト先輩の発案で始まりました。

私は普段は漫画家ですが同時に彼のチャンネルの絵師であり、モデレーターという、生配信時のチャットの管理人を兼任しております。
まあソレ以外にも色々とお手伝いをする雑用係だったりもしますが。

なぜ、この漫画を描くに至ったのか。
そもそも二人が大好きな漫画家さん「カラスヤサトシ」さんのおのぼり物語を読み、映画を見たところで「ああいうのが俺にも描けたらいいのに」と彼が言ったのが始まりでした。
私からは「人は人生に一度一本分の小説ぐらいは書ける経験をしてるから小説でも書いたらいいじゃない」と伝えたんです。
彼文章書くの上手なので。

なんでこうなった？？？？？？

気づけば彼からプロット（お話を文字で表したものやあらすじ、脚本のこと）が送られてきまして。私そういうの見ると「ああっ！私ならこうコマを割ってこう見せたい！てかセリフはこう書き足してこうこうこう！」と頭の中に見る見る間にネーム（漫画の最初の最初のお絵かき作業。コマ割りしてセリフと絵をざっくり置く下書きの前の下書きみたいなもの）が頭の中に生まれちゃうんです。

うーん、思うツボ。（彼が私のこんな癖を知ってたかはわかりませんが）

というわけで始まった連載。最初はツイッターのみに載せようということになりました。
でも私としてはもうちょっと見てくれる人を増やしたい。
というわけで勝手にnoteで連載を始め、事後報告でジオ先輩に伝えました。
こういう事を「だめ」って言わないのが彼のいいところですね。いや、言われたところでやりますけど。

桜川くんは先輩そのものです。キャラクターデザインは「きっと彼が若かったらこんなカンジ」で生まれてます。
要するに36歳じゃない、20代前半のまだまだ青い、
「きれいなジオニスト先輩」
だったりします。
登場人物はほとんど彼からイメージを文章で頂戴して、ソレを私なりに絵にしてます。多分彼の思い出の中にいる人達に近い姿をしているかも知れないなと思います。ご本人が目にしてたら超ごめんなさい。名前は絶対変えてあるので許してください。

楽しい漫画……ばかりが漫画じゃない。
楽しかったり悲しかったり怒ったり許せなかったり。
そんな全てが詰まってる作品になってくれたらなぁーと思いつつ筆を走らせてます。
桜川くんが「強キャラ実況者」になる日を夢見て。

この作品のツイッター向けタイトルは
「弱虫エンジニアが強キャラ実況しなになるまでの話」なんですから。