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No.6 死について

『死について』2019年9月

眠りと死は似ている
だから夢から覚めたときは少し悲しい

まだ人生の途中だったね
この心地よさが死ではなく
小さな眠りだったなんて

ひとつぶの涙
霞んで遠ざかる さっきまでの場所

現実的にはアンバランスな夜空

また安らかな時間に戻るまで
暗い部屋を照らして
一杯の水で喉を潤して

死のときまでは

#詩 #死

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