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デュエマ第一弾のカードがGRだった世界線の話 SR編

 こんにちは、コイル@dmpです。
今回はもしもの話をします、ただこの話はデネブログさんが取り扱ったり、公式がパラレルマスターズで暗黒の騎士ザガーンGRとして登場させていたりするので、珍しい話ではないです。

本当に一方的に勝つ奴

リスペクト元のデネブログさんの記事

しかし、全てのカードを網羅しているわけではないため、今回は全てのクリーチャーの紹介をしたいと思います。それに加えてそのカードの強さ評価や調整案を提示していきたいと思っています。

評価基準について

ザガーンGR及び、今までに登場したGRクリーチャーが評価基準の1つです。その他にも今までに出た能力の近いクリーチャーなども評価基準のひとつとします。そしてそれぞれのカードに
○、●、△、▲、×のランクを振り分けます。
内訳はこんな感じ
○ 現状でも実装可能レベル
● ほぼ調整なしで実装可、多少弱体化が必要
△  環境に大きな影響を与える可能性あり
▲ 要調整、殿堂入りの可能性あり
× 無調整で実装不可
なお、あくまで個人の見解と偏見なのでコメント欄にこれ違うだろってのがあれば、書いてもらえると嬉しいです。


スーパーレア 

光輪の精霊シャウナGR

DM-01当時の最高パワー

まずは、DM-01きっての脳筋カードであるシャウナ、GRクリーチャーとして見てもこのカードよりパワーが大きいのは白皇世の意志 御嶺と攻撃不可のカブⅫのみとかなりの高パワー、とはいえ評価は○です。種族は優秀ですが能力がWブレイカーしかないのでぶっちゃけ速攻以外で使いにくいこと、白単色だから赤単には入らないこと、GRに入るカードはリソースを稼ぐカードやメタカード、ブロッカーなどメインデッキで足りないものの補充という形での採用が基本のため単純なWブレイカーは入りにくいです。一応このカードの優位点として、最速3ターン目にレッドゾーンバスターに侵略し、3点叩き込めるというのもありますが、GR自体が安定しないので狙って出すのは難しいです。一番良い使い方は複数GR召喚できるデッキでレッドゾーンバスターの侵略元として使うのがいいと思います。

枠の都合で再録が難しい奴

他にはエンジェルコマンドの進化元として使うという方法もあります。現状強そうなのはボルシャックウルフェウスでしょうか。進化元をGRから供給できたりして呪文とクリーチャーの枚数のバランスを調整できたりするので実用性は高い方です。

ボルシャック英雄譚で出せる

浄化の精霊ウルスGR

カッコいいけど弱い

次に紹介するのは白凰くんの初代切り札のウルスです。最近でもツインパクトになったり、

DM-05までTブレイカーはいなかったのじゃ

ザガーンと合成させられたりしています。

クリスティゲートから出せる

GRクリーチャーとしての評価は○です。解説はほとんどシャウナと同じですが、シャウナと異なる点として単体スペックだけでいえばそれなりという点があります。ターン終了時アンタップ効果は
メメント守神宮などと合わせることで攻防一体の働きをできるようになったりするからです。
まさにデュエマはパワーより能力が重要の典型例といえるでしょう、とはいえ五十歩百歩ですが。

1ターン確実にもらえるのは字面以上に強力

アクア・スナイパーGR

タマシードにもなった奴

続いて紹介するのはかつて不滅オロチにも採用された名カード、アクア・スナイパーです。
このカードはパワー重視の脳筋だらけのSRばかりのDM-01の中で珍しく能力偏重のカードです。
評価は×及び▲ぐらい、理由として無条件での2体バウンス持ちのクリーチャーは堕悪の覇王シャークウガやアクアナルトサーファーの7コストなので
最低1コスト、安定2コストで複数バウンス持ちのリキッドピープルが登場するのは現代から見ても脅威となります。

7軸ガチロボ御用達
デフォーマーロックに使われてる奴

さらに他のクリーチャーと書いていないのでこのクリーチャーをバウンスしつつ他のクリーチャーを使い回したり、他のGRクリーチャーを再度超GRゾーンに戻すことで再利用したりとえげつないことができます。さらにシールドトリガー持ちのオーラと組み合わせることでスーパーシールドトリガーの如き防御性能を発揮したり、シ蔑ザンドと組み合わせることで2コストにして三体除去とインフレを極めた現代デュエマでも
イカれた盤面処理を行います。

アクアスーパーサーファー
デーモンハンドが使われない理由
オーラ屈指のカードパワー

なおリキッドピープルとしてみてもバウンスしながらバロンスペードで強襲したり、マーキュリーギガブリザードで呪文を封殺しながら殴ったりと
0コスト進化元としては非常に優秀、とはいえ6分の1の確率でしか出てこないのでGRを大量に回す必要がありますが。

強襲性能高め
クソデカラフルル

調整案としてはマナドライブを付けるのが現実的だと思います。マナドライブ6(水)をつけ、相手限定のバウンスくらいならかなり強い止まりとはなりそうです、2コストで出てくるけど。

キング・オリオンGR

当時のSRの中では強いやつ

次に紹介するのはキング・オリオン、DM-01当時にはブロックされない2打点はかなり強力でした。
GRクリーチャーにもブロックされない2打点は現状存在しません。ブロックされない能力をもつGRは4体います。アネモⅢを除き環境ではつかわれませんでしたが。

唯一の無条件ブロックされない
サンマックスの侵略元
ブロックされないよりトリガー封じが使われた
おそ松さん系統は環境での実績がない

今、このカードを使うとすればブロックされない能力を活かしたオーラデッキでしょうか、元のパワーがそこそこ高いことと、ブロックされない能力がパワードブレイカーと相性がいいことでフィニッシャーの役割がもてます。環境級とは言えませんがファンデッキの中ではかなり強いものになりそうです。ちなみに進化元として使う方法ではレジェンダリーバイロンが存在しますが、肝心のレジェンダリーバイロンが弱いのでそこまで強くないです。

闘魂編当時なら強い能力

混沌の獅子デスライガーGR

シャウナより500低い

次に紹介するのは混沌の獅子デスライガー、ザガーンの上位種という扱いのカードでしょうが、実際にはコストの軽いザガーンの方が強いです。
しかしGRであれば話は別、コストが関係ないので
ザガーンGRの上位互換として使えます。あと、コスト5以上の闇のコマンドなのでドルマゲドンの封印を外すことができたり、レッドゾーンXに侵略可能だったり、闇王ゼーロの生贄として使えたりとザガーンGRと同じことが可能です。といっても単純なWブレイカーなので評価は○です。

ブラフ用としても優秀
出た当時は滅茶苦茶欲しかった

暗黒の騎士ザガーンGR

レッドゾーンXの下敷き

続いて紹介するのはザガーンGRですが、既に登場済みのため割愛します。

クリムゾン・ワイバーンGR

最近までバーレスク最強の下敷き

続いて紹介するのはクリムゾン・ワイバーン、
DM-01の中でも一際派手な能力を持つ一枚です、
現代デュエマでも、天門系のデッキは出されたら壊滅級の被害を受けるし、雑なブロッカー持ちのカードが増えた現代では破壊対象も多いため、出せれば強いです。重すぎて出ないけど。
ただ、その重さを改善したGRなら話は別、ブロッカー主体のデッキやサイクルぺディアのような汎用ブロッカー、アナオービーの防御札として使われるDisジルコンやDisメイデンなどに奇襲をかけることができます。自分のブロッカーも破壊されるため、両者ともに被害を受ける爆弾として使うのが基本となりそうです。その他にもアーマード指定の革命チェンジ元として使うのも良さそうです。 

終わらない閃強化

評価は▲、赤単でGIRIGIRIチクタックから登場したとき相手のブロッカーを全て破壊できるので、天門やアナカラー系のブロッカーに防御を頼っているタイプのデッキに対して異常な突破力を与えるからです。さらにこれらのデッキの切り札の一つであるゲンムエンペラーに対しても強力で、重いと言われたそのコストを逆利用して破壊することが可能になるからです。

クソデカコストが仇になりやすい

それらによっていくら運ゲーといえど赤単が元々有利なデッキにはオーバーキルで戦え、不利なデッキを微不利まで押し上げることが可能になるため、評価を▲としました。安定2コストで使えるメガ・ブレード・ドラゴンがクソ強いというのもありますが。

封印外し、革命チェンジ元として有能


調整案としては能力をマナドライブ6(火)にするのがいいと思います。
そうすることで赤単でこそ使いにくいものの、アーマードや革命チェンジを使うデッキにおいては
天門など相手に一発逆転となる可能性があるカードになり得ます。

まさに切り札という活躍をしてくれるカードにもなるかもしれません。

メテオ・ドラゴンGR

DM-01表紙にいるカード

続いて紹介するのは、記念すべき最初のアーマード・ドラゴンのメテオ・ドラゴンです。
パワーアタッカーと合わせて丁度パワー10000になることから、シャウナを500のパワー差で上回れるよう調整されています。まさに主人公補正。
とはいえ現実の環境では重いことからあまり使われませんでした。
ではGRクリーチャーだとどうなのか、結論から言うと、種族が無茶苦茶に強いおかげでかなり強いです。基礎スペックもパワー6000のパワーアタッカー+4000とWブレイカー持ちなので、特別何も考えずとも九番目の旧王避けに赤単に採用できます。

再録希望


さらに種族ドラゴンを持っているのでGゼロでレクタ・アイニーをタダ出しできるので、
チクタック→メテオドラゴン→レクタ→罰怒でリーサル+1の打点を組むことができます。(チクタックはシールドを一枚ブレイクしていないとGR召喚ができないため)これによりオリジナルでのボルシャック・フォースドラゴンの役目を1ターン早くこなすことができます。

令和に使われるとは思わんかったよ…
予想以上の強さを持っていたカード

革命チェンジ元としてもコスト5以上のアーマードドラゴンなので、剣や閃の他、アーマード対象の革命チェンジ元にもなります。

デュエルバスターズの元凶
セイント・アヴェ・マリア入りのラッカバスターは
珍しかった

進化元として見ても、ドラゴンと超次元呪文の比率の解消に繋がる凰翔竜機 G・クロス・アイニー
や、踏み倒し先のドラゴンだけ入れる構築でもいいため自由度の高まる超竜ヴァルキリアスなど、
構築の難しいカードをある程度救ってくれるカードになりそうです。

元祖ヴァルキリアス
玄人向け

とはいえ評価は○〜●、3キルの横行するアドバンスにおいて安定しない3キルは厳しいというのがありますし、進化元としては栄光ルピアがチェンジ元としてはカツキングが立ちはだかります。

龍が唯一友とする
カツキングがいつの間にかドラゴンになっていた

しかしこれらと違い、2ターン目から出しにいけるという強みもあるのでそちらを活かすのが差別化点となります。逆に併用して安定感を上げるのも良さそうです。

咆哮するグレート・ホーンGR

第一弾では素のパワーがメテオ・ドラゴンを上回るカードですが、種族がマイナーなため使われることは少なかった不遇なカード。
しかしGRではどうかというと、素のパワーが非常
に高いので序盤から出る分には強いけど、リソースゲームには関われないという一長一短なカードと化します。ただ、あるカードを組み合わせることで速度特化になりにくい自然というカラーに速度を与えることが可能になります。
そのカードの名は式神ブゥ。

魔人ではない

転生編にて登場した胡乱な種族、ワンダー・トリックを持つカードです。なんと、能力でホーン・ビーストがあればタダで出せる能力を持っています。
現代デュエマにはもう一体ホーン・ビーストの種族を持つGRクリーチャーが存在しています。
それが威嚇するスマッシュホーンαGRです。

唯一のサバイバーGR


これによってGRのホーンビーストが4枚体制になるため多少なりとも安定します。そこからトレジャー・マップなどを使ってサーチした式神ブゥを並べてワンショットできないこともないです。
ただ現代デュエマには並べることに意味のあるカードが存在します、そうオービーメイカーです。

ファー!甘い!甘い!

GR自体もソイソイミーや零龍で可能だったり、1体か2体並べるだけでもシビルカウントの達成が可能だったりと非常に相性が良いです。
グレートホーンについても九番目の旧王を避けられるという点が光ります。 
とは言っても評価は○です、理由としては4枚で安定するとはいえ、所詮3分の1、運ゲーの回避にはまだまだ足りないと思っているからです。
しかし上振れた時のムーブは緑単オービーメイカーというデッキを大幅に強化できるので非常に強力なのは事実ではあります。

デスブレード・ビートルGR

デスマッチビートルの元ネタ

SR最後のカードはデスマッチ・ビートルです。
当時は最軽量のWブレイカーとしてある程度使い道はありました、その後進化クリーチャーの登場により一気に使う人は減りましたが。
ではGRクリーチャーならどうか、当時の最軽量であるという利点こそ薄れましたが、無条件2打点は悪くないスペックではあります。しかしこのクリーチャーの真価はそんなものではありません。
このクリーチャー最大の長所は種族にジャイアントを持つ点です。これによってドルゲーザやエターナルグリーンのシンパシー元になったり、ドルゲーザの大量ドローの頭数として使ったり。

完全防御革命の使いどころ
防御全振りのデッキの核

ドルゲユキムラの進化元兼G0元として使ったり。

ジャイアント強化でさらに強化された奴

焼菓子の超人や甘味の超人で奇襲したりと非常にユーリリティー、まさに種族(オレら)って革命
(レボリューション)

緑単ジャイアントに結局入らなかったカード
シータジャイアントは組めなくない

さらに今後は革命チェンジ元としても使えるようにもなるなどこれまでのカードのなかでもサポートが非常に手厚いです。

とこしえチェンジチアスペースのコンボが環境入りしそう

評価としては○、ジャイアントサポートにはメクレイドが存在しますが、山札をめくるためGRとの相性はそこそこであることだけでなくこのクリーチャー自身にはなんのサポートも受けられないため、基本他のカードで介護する使い道が基本のこのカードとの相性はそこまでよくないことから、
基本的に適正です。魔覇革命次第で壊れる危険性は無きにしもあらずですが。

終わりに

ここまで第一弾のSRをみても分かる通り、種族の強力な脳筋が非常に多いです。だからこそ、この種族がこれ以降フューチャーされていくにつれて時代遅れになっていたのでしょうか。

next:VR編


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