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広告収入から考える介護・福祉の『報酬』



今回は介護・福祉職の元同僚たちにお金の学びを伝えるグループで投稿した内容を共有していきます😊


一見介護・福祉とは関係ない「広告収入」も、『人』の心の動きを見ていけば共通するものが見えてきます。

それが『感謝』であり、これを「当たり前」と思うところに今の介護・福祉の問題がある、といったお話です。



面白く、考えさせられる記事を発見しました😳

【記事の概要】



・YouTubeでは今年、ブラウザーの拡張機能などで提供される広告ブロッカーへの対策を強化し、ユーザーが使用し続けると

「広告ブロッカーの利用は、YouTube の利用規約で認められていません」

と警告画面を表示するようになった。


・この画面が現れた場合、選択肢に従って

①Adblock PlusやuBlock Originといった広告ブロッカーの設定からYouTubeを除外する

②広告表示のない有料プラン「YouTube Premium」を使う

ことが求められる。


・先週Chromeウェブストアに公開された「Ad Speedup」と称する拡張機能なら、広告をブロックせずにやり過ごすことが可能となる。

・「Ad Speedup」は、YouTubeのプレイヤーの再生速度コントロールを利用して広告の再生を高速化。

・広告の再生が検出されると自動的にプレーヤーの再生速度を16倍速に設定し、再生時間を短縮することで警告の対象にならないようにしている。


・現在は警告の対象となっていないが、これでは広告を視聴したとはいえない以上、YouTube側が把握すれば不正とみなして対策を講じると思われる。

・広告を回避できたとしても、YouTubeの広告再生カウントが変わればクリエイターへの支払いが影響を受ける可能性もある。

広告を避けつつ動画クリエイターをサポートしたいなら、YouTube Premiumを選択するのが最良の方法。

【広告は好き? 嫌い?】



YouTubeに限らず、目的の途中で挟まれる広告には誰もがうんざりさせられます😅

広告の避け方がわからなくて別のサイトや動画に誘導されると混乱することもあるでしょう😵‍💫


そうしたことから今回のような「広告を避ける技術」が定期的に現れるのですが、記事内にもあったように

表示される広告がクリエイターの収益になる

ことを忘れてはいけません👨🏻‍🏫


「いやいや、広告で邪魔してくるようなクリエイターは応援できないよ😤」

と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです🙅🏻‍♂️

【広告収入がみんなを助ける】



雇用されて、働いて、毎月給料が渡される生活を送ると忘れがちですが、本来「収入」とは『提供した価値に対する報酬』です。


動画にしても記事にしても、ざっくりと言えば


・そのサービスを利用することでサービス提供事業者が収益を得る

・広告を見てもらうことで広告主が自社サービスを販売し、収益を得る

・広告効果が現れたときにクリエイターに報酬が支払われる


という「三方良し」で成り立っています。


ここで広告収入を否定してしまうと、サービス提供事業者も、広告主も、クリエイターも全て『活動資金』がなくなり、消えていきます🫥


なので「広告を出すようなクリエイターは嫌い😠」と言っていると、


大半のクリエイターは活動ができなくなり、

そのクリエイターに集まった人へ広告を打ち出せなくなり、

クリエイターが活躍する場所を提供する事業者もなくなります😓


「広告を避ける」を続けていけば、やがて『経済』そのものが停滞して全員が貧しくなる訳ですね👨🏻‍🏫

【無料の代償】



そもそもの話、何かを生み出すには材料やお金といった『労力』が必要です。

目の前で「無料」となっているものは、そうした労力を誰かが肩代わりしているから実現できるのです。


スーパーなどの「試食」は、店側がその商品の労力を肩代わりして無料で提供されていて。

動画やホームページなども、広告主やクリエイターが労力を肩代わりすることで『場』を維持しています。


それらの背景をサービス利用者が知らなければ、すなわち「なぜこのサービスを『無料』で使えるのか」を知らなければ、

「やってもらえて当たり前」

と勘違いしてしまうのです😔


何か手伝ってもらったりプレゼントをもらったりすれば、通常そこには『感謝』が生まれます。


『無料』への報酬は『感謝』なのです😳


ところが、ここに広告が挟まって「不便」「不利益」が生まれると、途端にサービスへの感謝がなくなり

「なんでここで広告を入れるんだよ😡」

と不満をあらわにしてしまいます🥲


その広告こそがみんなを救う手段なのに、「今だけ金だけ自分だけ」に染まってしまうと『感謝』を忘れて心が貧しくなってしまうのです😔


「無料の代償として貧しさを得る」というのは誰も望んでいないでしょうし、ここを回避するために必要なものが『感謝』なのです。

【そこに感謝はめぐっているか?】



介護・福祉にしても同じことで、サービス提供の報酬は『感謝』なのです。


ただ、老いや病で働けなくなった方々の代わりに国が税金を用いて「お金」を払ってくれているのであって、

「介護・福祉の報酬」=「給料」

ではないのです😶


ここを誤解している介護・福祉職がかなり多く、正確には

「介護・福祉の報酬」 〉 「給料」

であり、その偏りを埋める、あるいは上回るのが『感謝』です。


介護者・介護職とサービス利用者共に「お互いに」感謝すること。

ここをなくしてお互いに「してあげる」気持ちでいたら心がすさみ、その埋め合わせに『お金』を求めるようになるのは、なんとも悲しいですね😢


感謝するからこそ「与える」気持ちが生まれるのであって。


感謝を表現する一手段が『お金』であり、

「感謝の代償としてお金を払え😤」

では『逆』なのです😨


本質的に「感謝 〉 お金」であり、これを無理やり「感謝 〈 お金」にしてしまうと、

少ない中から感謝を示すしかなくなる

ため『貧しい』訳ですね。

【まとめ】



今回は広告収入から「貧しさ」の仕組みについてお話ししました。


どんなことでも


してもらえることを『当たり前』だと思わないこと

何かの代償として『してもらっている』と思わないこと

与えられたことには、どんな些細なことでも『感謝』を伝えること


これらがとても大切です😊


「やって欲しいなんて言ってないし🥴」

「こうしてもらったから何かお返しをしなくちゃ😵‍💫」


そう考えているときに『感謝』はありまけん。

そこにあるのは「今だけ金だけ自分だけ」の『エゴ』であり、相手の立場を思いやる気持ちはないのです。


自分に与えられたものに自ずと『感謝』が生まれるかどうか。

その感謝に対して「気持ちを返す意思」が自然と湧くかどうか。


普段の生活、仕事の中で『感謝』が足りてないなと思うなら、まずはここから感謝を伝える習慣を身につけてみましょう😊


今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます😊


最後に今回の話の参考となる記事を載せておきますので、併せてお読みください☺️



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今回の記事に共感してもらえたり、興味を持ってもらえたなら、ぜひご覧ください☺️


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