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いよいよ始まる『正しさの流布』と、これからの時代に大切な「分析→検証→実践」の科学思考



なかなかの事態です😨


【記事の概要】



・政府が感染症対策の名のもとに「偽・誤情報」のモニタリング(監視)を行う方針であることが、4月24日公表された

新型インフルエンザ等対策政府行動計画

の改定案で明らかとなった。


・そこには「科学的知見等に基づいた情報を繰り返し提供・共有する等、国民等が正しい情報を円滑に入手できるよう、適切に対処する」と記されている。


[監査対象と範囲]




・監視の対象は

「例えば、ワクチン接種や治療薬・治療法に関する科学的根拠が不確かな情報等

と例示されているが、範囲を限定しているわけではない。


・また「偽・誤情報」について

「いわゆるフェイクニュースや真偽不明の誤った情報等

と記しているだけで、明確な定義や判断基準を示していない。


[政府機関等の言論統制を助長しかねない]



・未知の感染症が発生したかどうかに関係なく、平時から「偽・誤情報」の監視を実施し、SNS等のプラットフォーム(PF)事業者に削除等の対処を要請することも想定している。


・仮に、政府や関係機関、または委託された専門家等が「偽・誤情報」とみなしたものについて、PF事業者に削除や流通阻止等を要請することになれば、表現の自由への不当な制約になるおそれがある。


[実施状況の透明性が懸念]



・今回法的根拠を明記する政府行動計画は、新型インフルエンザ等対策特別措置法6条を根拠とする文書(法定計画)。

正式に決定されれば、政府が「偽・誤情報」の監視や対処要請を実施する法的根拠となりうる。


・罰則などの強制力はないが、対策の実施方法によっては表現・言論の自由に対する侵害や萎縮をもたらすおそれがある。


・今年初め世界経済フォーラムが公表した「グローバルリスク報告書2024年版」は、偽情報問題を今後2年間の最大のリスクと指摘した上で、

国内でのプロパガンダや検閲のリスクも高まる

政府は『真実』と判断する内容に基づいて情報を統制する権限をますます強める可能性がある

と警鐘を鳴らした。


・偽情報対策を進めるにあたり、実態把握や検証が可能になるよう、実施状況の透明化が求められる。


【戦前日本における情報統制の気配を感じさせる】



この話を一言でまとめると

これからは政府が『正しい』と言ったらそれが正しく、他は誤情報だ、と言えるようになる」

ということです😱


一例に出された「ワクチン接種」に関しては、先日河野太郎デジタル大臣(当時ワクチン接種推奨担当大臣)がYouTuberとの対談で


「アメリカで2億回打ってるんですけど、ワクチンで死んでる人は1人もいない。そんなに心配することはないです」


といったワクチン接種に関する誤った情報を発信していたことが問題となっているのは、記憶に新しいことでしょう😔
(※動画が投稿される前の2021年6月13日時点で既に日本国内でワクチン接種後の死亡報告数254件であったことから)





またマスク着用推奨も、後々海外の論文などで感染予防効果が見られない、あるいは着用した方が感染を悪化させたとするデータも出ていますが、それらは日本では取り上げられないまま『今』に至ります😮





政府側が誤情報を発信したのではないかと見られる中、国民に対して「誤情報」を監視する法案を6月にも閣議決定しようとする流れは、かなりきな臭いものを感じます😶



これらの流れを見ると

「第二次世界大戦中の日本で情報統制されたのと同じような状況に陥っている」

と言っても差し支えないのではないでしょうか🥲


2024年3月のプロバイダ責任制限法(現:情報流通プラットフォーム対処法)と合わせれば

最早ネット上では、事実に基づいた正しい情報は流されず、科学に基づいた『正しい』ことにしたい情報ばかりが流されるようになった

という前提で情報を見る姿勢でいた方が良いのかもしれません😰


【正しさに流されるか、正しさを考えられるか】



ここで大切なのは「正しさとは何か」という基本となる考え方です。


正しさとは

①形や向きがまっすぐである。

②道理にかなっている。事実に合っている。正確である。

③道徳・法律・作法などにかなっている。規範や規準に対して乱れたところがない。

goo辞書



という状態を指す言葉です。


こうした定義から今の世の中にあふれる「正しさ」を見れば、「事実に合っていないもの」が段々と増えていることは、先のワクチン接種関連でも見て取れます😳


今回の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」も、政府や関係機関、専門家等が『正しい』前提で話が進んでいますが、過去に「正しくなかった事例」を持つ組織・団体、個人が伝えようとする正しさが本当に事実に合っているのか。

すなわち「本当に正しいのか」を考える力を身につけることが重要になる訳です🧐



今回『正しい』とされる科学的知見に関しても


科学が「数字で表現される『空間』しか再現できない」事実

・私たちが生きる自然はその『空間』だけでなく『時間』も含まれており、科学的知見とは常に『反証可能性』を残す「絶対的に正しいとはいえないもの」である事実


これらを知ることで「科学的=常に正しい」と信じるのは危ういことがわかるはずです。




だからこそ、考える。


目の前に『正しさ』が示された時、


「それは道理に合っているのか、事実と合っているのか」


自分自身にそう問いかけてみて、わからなかったら調べて「引っ掛かり」をなくすことが大事なのです。


この「調べる」時には、『仕組み』から見るように意識すると良いでしょう。


例えば度々例に挙げられたワクチンに関しては、どのような仕組みになっているか。

それが「正しい」として、現実に起きている事実(感染拡大)と合っているかを考えることで「正しい情報だったのか」を検証することができます。


そうして自分で考えるようになれば「選べる行動」も違ってきますから、

「分析(調べる)」→「検証(考える)」→「実践(選ぶ)」

が、これからの時代に欠かせない処世術と言えます。


【まとめ】正しさに閉じ込められるか、自由になるか



今回は「正しさの流布」について見ていきました。


今後も、Xのコミュニティノートのような

正しさを知らしめるツールや人

がそこかしこに出てくるでしょう😧


そうした『正しさ』に流されれば「政府が示す方」へと導かれていきますし、それがうまく行かないことはコロナ禍や第二次世界大戦といった『過去の事例』からも明らかです🥲


何故うまく行かないのか。


それは、人は『自然』であり、空間だけを切り取った『科学』には「常に当てはまらない可能性」を残すから。

それでも人を「数字で表現できる空間」、すなわち『科学』に閉じ込めた方が統制しやすいから、『所有』という考え方に縛られる限り、人は自由にはなれないのです😑





そうした理由もあり、あなたが自由になる為にも、この記事も一旦は疑い、自分で調べて、考えて、どうするかを選んでもらえたら幸いです。


正しさを知らしめる『科学』も、本来は知的探究心から原因究明のため「疑う」ことからスタートするのですから、より「正しく」あるのなら


『科学信仰』よりも『科学思考』


を大切にしていきましょう、というのが今回のお話しでした😊


今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます☺️



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