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子ども食堂と介護施設の『意味』


ニュース記事をパラパラ見ていたら、子ども食堂と介護・福祉の相性の良さを紹介する記事を見かけました😊

みんなを支える「子ども食堂」 介護事業所が取り組むからこそ生まれる地域の好循環


施設が建物である以上、「(施設を建てた)その土地をお借りしている」ことから『地域とのつながり』を抜きにしては長続きできません。

勝手に来て、勝手に場所を陣取って、勝手に事業を始めるような施設が地域から認められるのには相当な努力が必要でしょう😔


西野亮廣さんの著書「夢と金」で触れられた『機能』と『意味』の違いを施設に当てはめた時。

・施設が備える『機能』
・施設である『意味』


に分けることができます。


その内、施設が備える『機能』(介護を必要とする方に介護サービスを提供する等)は「その施設」でなくとも代替可能です。

一方でその施設である『意味』は、その土地に住まれる方々が評価するものです。


こうして見ると、『機能』を満たすだけの施設は『機能』と『意味』、特に「この地域に存在する『意味』」を持つ施設に比べて地域から選ばれなくなることも予想がつくかと思います。

「同じサービスなら自分の気持ち(感情)が良い方を選ぶ」という話で、地域にとって悪い『意味』を持つようになると「あそこには行きたくない」と避けられるようになってしまうのです😨


そうした意味でも、介護施設が「子ども食堂」のようなその地域とつながりを持とうとする営みは重要です。


「私たちも地域の一員なんですよ」という態度を示し、地域に歩み寄る第一歩を踏み出す。

ひるがえってその事が施設利用者の生き甲斐や事業運営安定化につながることを、今回の記事では伝えてくれているのだと思います☺️


『機能』と『意味』を始めとした「『夢と金』と介護・福祉のこれから」を書いた記事を書きましたので、こちらもご覧ください。



この他にも介護ブログや読書ブログを運営しています。

今回の記事に共感してもらえたり、興味を持ってもらえたなら、ぜひご覧ください☺️

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