ことわざから投稿するシリーズ⑤「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
以下意味の引用です。
あえて身の危険を冒さなければ、大きな成果を挙げることはできないというたとえ。
英語ではこう表記されます。
Nothing ventured, nothing gained
(危険を冒さなければ何も得られない)
然しながら最近身近な周りや世間の風潮からも遠くなりつつある諺にも思えます。
「敢えて危険を犯してまで」「現状維持で十分」
それも確かに正論かと思いますが翻って言いますと
「危ない橋を渡れ」では無くそれより一歩進んで「危ない橋であっても最善を尽くして上手く渡り切れ」が必要であり肝要かと思うのです。
諺どおりまともに正面から虎穴に入るのではなく例えば親虎が餌取り等で穴に居ない時を事前調査にて見定ておきその時を狙って入るとか2〜3人で協力し一人が餌等をチラつかせ親虎を穴からおびき出しその隙に虎子を奪取する。
最大限リスクを減らし如何にして確実に虎子を得られるか「作戦」を立てれるかどうかが現代風らしい解釈なのかなぁと。🤔
「リスクマネジメント」
トラブルを未然に防いだり、被害を最小限にとどめたりする事など企業の順調な運営には欠かせない手法。
これは企業だけでは無く私達の生活にも実は非常に必要な要素だと思うのです。
「虎穴に入る前に状況をつぶさに観察や洞察し(敵を知り)リスクを最大限回避し作戦立案し(己を知る)上手く虎子を得る」
何かもうひと工夫、もう一手打てないか? それが本当に最善の方法であるか? 落ち度や思わぬ落とし穴を見落としていないか?
勝算無くしてただ突っ走るのは「勇気」では無く只の「無謀」🤔
10代の頃は「無謀」ばかりで(肉体的にも😅💦)痛い目に多々会いましたし、「策」や「経験」の無かった20〜30代の頃も仕事で大きな失敗を何度となく繰り返し怒られ再演防止策は頭よりも体で覚えてきました。😌
もしどうしても虎穴に入らなければならない局面に会ったのならば…出来うる最大限の防御策を事前に想定し考え着実に身を固めてから虎穴に入り、そして入ったならば確実に虎子を得たい。
今の私の心境は慈しみと情けと哀れみの心は決して忘れず、身に降りかかる火の粉があるならば確実にこれを払い落とし、相手と対立したならば互いに矛を収めれるような最善な解決策を模索しそれに尽力しそれでも避けられない有事に発展したならば相手に対しては遺恨の残る論争や不毛な押し問答はせず「目で物を言い」私自身の内なる抑止力を相手に与えて戦わずして勝ちたい。
それでも尚、五分五分の流れでありやむなく事を構えるのならば雷鳴の如く一瞬にして決着を図りたい。
この考え方は以前記事投稿しました👇「孫子の兵法書」⚔️より常日頃から意識しています。😌
孔子曰く
「四十にして惑わず」
四十になると迷うことがなくなり
「五十にして天命を知る」
五十になると人の言うことを素直にきく事が出来るようになるそうです。
実際にこれらを「出来る、出来ない」は別として、
目指したいものや、更に磨きたい事柄や指針や目標はいつまでも持ち続けたい。
ですから
「サウイウヒト二ワタシハナル」
これら全てを込めての今のマジカル流、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。😌
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