7月29日 公的成功

私は心から自分のやりたいことだけをやる人生を生きる
経済的・時間的自由を獲得し、
自分の定めた目標を超え続けるために日記を書く

将来のために、今必死に頭を使って、手を動かす
この日記は手を動かす自分に向けた手紙であり、指針となる
また自己内省的で、過去に置いてきた自分を取り返すタイムマシンでもある

勤め人として自分の好きなことを仕事にすることができた
より自分の人生に主体的で、世の中にポジティブに関わり、世界に感謝されるような商品を作って資本主義の中で豊かに生きる

日記を書き出してから、経済的・時間的自由を獲得することができるようになってきた。目指すところは全方位に円満な人生だ。

・お金の自由
・時間の自由
・仕事の充実
・家族の仲が良い
・健康
・趣味・探求

ステップアップを目指す領域は決断した。次のステージへは事業の成功が鍵となる。人生の5年先・10年先を見据えて先手を打ち続け、作り出した時間とお金は自分の鍛錬と事業の成功に向けて一枚ずつ積み重ねる



「7つの習慣」を読んで日記を書くことを続けている。

経済的自由・時間的自由を得た状態とは、一つの目標達成・そしてある意味で人生のゴールを叶えた状態である。私自身もこの状態に達して大きな達成感を感じ、全てから解放されたような気分になった。素晴らしいことだと思う。時間とお金の自由があれば、自分の人生に主体的で、自分の理念を設定してゴールを決め、優先順位を常に意識して活動することができる。それはつまり、自分が豊かだと思う人生を生きることができるということだ。このとき自分が他人に「依存」した状態から「自立」した状態に移行し、「私的成功」を納めたと言える。

ただ、なんとなく寂しさも感じる。

「私的成功」とは、手に入れたお金と時間を自分と家族で共有することだ。それはものすごく価値のあることに間違いない。けれども自分だけが豊かになった状態に過ぎない。まずは自分が豊かにならなければ他人を豊かにすることなどできないので、私的成功を手に入れて一息ついたら他の人を豊かにすることを考えてみても良い。私的成功のさらに上の概念を、「公的成功」という。これは自立した個人と個人が「相互依存」の関係を築けることである。

つまり、私の人生、ここから先は自分だけでなく他者との関係においてより大きな成功をおさめていくステージが待っているのだ。私的成功に感じた寂しさの正体、それは孤独感である。どんなにお金を持っていたとしても、どんなに自由な時間を持っていたとしても、望むような人間関係を作ることができなければ孤独感を感じることは間違いない。私には素晴らしい家族がいる。いまは家族の繋がりを強固にすることに注力している。

私的成功を収めた時点で、個人は主体的であり、人生の理念があり、優先順位を間違えないという「品質保証」を得ていることになる。この個人同士の人間関係において、相手から信頼を得るためにはとても長い時間をかけなければならない。


私の経験だが、ここに小手先のテクニックは通用しない。相手の話を聞くフリをしても、自分が真に自立していなければそれだけの時間を用意することができない。相手を理解して相手にとって必要なものがわかったとしてもそれを用意できるだけの実力が足りないこともある。大人数にリソースを割くこともできないだろう。また、相手も同じように自立した人間でないと(同レベルの人間でないと)持続的な関係を続けることは不可能だ。必ずどちらかが搾取され続ける関係は不健全である。

優しい人ほど、他人を優先してしまう。断言するが、絶対にそれは間違っている。

まずは絶対に自分。自分が私的成功を収めるレベルになるまで成長しなければいけない。自分のコップの穴を塞ぎ、水を注ぎ続ける努力をしてまずは自分が時間的・経済的な自由を得る。その過程で内面の成長を得ることができる。ある時、コップから水が溢れるだろう。その時初めて、同レベルの周りの人を助けてあげれば良い。他者を優先しすぎると必ず自分が破綻する。


経済的・時間的自由を達成したことで、不肖ワタクシ少し調子に乗ってましたな。私の今の状態はまだまだ折り返し地点に過ぎないのだ!

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