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季節外れのアジサイ、わくらば

あれ、季節外れのアジサイ
わくらばだ


わくらば( 病葉 )とは、病気におかされた葉や、夏に赤や黄白色に色づいた葉のこと。
そして邂逅(かいこう) も、わくらばと読む。
邂逅とは、偶然の出逢いや思いがけない巡り合いのこと。

これらにつながりを見た私たちの祖先の感性。
出逢いには可もなく不可もないものが沢山あって、それらのことまでご縁だと呼びません。
私たちがご縁を持つのは、簡単に言うと二種。
良きご縁か、心が軋む類のもの。
それぞれに違った意味でどちらも有り難く、また尊い。
負のご縁が、病気におかされた葉なら、正のご縁は、夏に赤や黄白色に色づく葉。

これまでの私のnoteには、負なるご縁の持つなかなかに深い意味合いを書いてきました。
今回は触れないので、もしよければ読んでみてください。
知ることで、摩擦を感じる人間関係が実はかなり大切なご縁であることに気づけるので。
とはいえ、やはり一般的に言われる良きご縁、心躍る素敵な関係は人生の醍醐味。
希む方向に進んでいく力強い後ろ楯であり、仲間。

4月半ば過ぎの秋の只中、ミニサイズで綺麗に咲いてるブルーのアジサイ。
わくらば。
大好きな花との思いがけない巡り合いに遭遇したと同時に、
祖先の感性に触れ、おなじ心を通して息吹なるものを感じた今朝でした。


*季節が逆の国に住んでます。
通常は12月(日本でいう6月)の雨の中でこそ、その生命を謳歌しています。

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