マスクをつくる
コロナがはやりだして、マスクが街で買えなくなって
そんな時にマスクを作り始めました。
最初はマリシカ（母）に、私の兄弟や両親、甥っ子たちへのマスクを作って欲しいと言われました。
その中で思いの外楽しかったのは、甥っ子たち（ふたり）へのマスク。
普通のノーマルなマスクでもいいけれど、やっぱりここは洋裁屋さんらしいものが作りたくて。
刺繍しちゃおうかなって思いまして。
甥っ子たちが以前両親にプレゼントしてくれた絵から抜粋しました。
美大出身のマリシカが、昔私にもやってくれました。
私の描いた絵をピアノのレッスンバッグに刺繍してくれて、とても気に入っていました。
マリシカが「この頃の絵ってこの年代にしか描けない絵なのよね。だから全員画伯なのよ」って言っているのを聞いて
あ、なんかいいなぁって思いまして。
いつか、ふたりが健康に大きく育った時に、タンスの奥からこのマスクが出てきたりなんかして
「そういえばこの時コロナが流行ったんだよね」って過去形にして笑っていて欲しい。
それから、うちに来るといつもかわいがってくれる猫ちゃんマスクも♡
おそろいだと、自分の物がわからなくなると思って、中にこっそりイニシャルを刺繍しました。
そしてこの黒猫ちゃんマスクや家族用に作ったマスクをTwitterにアップしたところ何件かお問い合わせをいただき、magicalでもマスクの販売に踏み切りました。
＊ ＊ ＊
先日、草刈りをする時に2時間ほど自分で使用しました。
この暑さの中、体を動かしながらこのマスクは厳しいのかなと思っていたけれど、意外に辛くはなくて。（絶対に個人差があります）
私が作っているマスクは、ダブルガーゼとさらしやてぬぐいを使っているので、吸水性が良いのだと思います。そのため、汗を吸い取ってくれてそこまで不快感がなかったのかもしれません。
ただ、私は夏生まれだからか、暑さにとても強い体質です。
炎天下の中でもエアコンなしですいすい作業できてしまうくらいの特異体質なので、しつこいけれど個人差があると思います。
私の体験はあまり参考にならないかもしれません。
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magicalの猫ちゃん柄マスクは、思っていたよりもたくさんの方にご注文いただけて、現在使ってくださっている方もいらっしゃるかと思います。
暑い夏が来る時に、冷間素材を取り入れようか悩んだこともあったのですが‥
実は、私やマリシカ（母）はとても敏感肌で。
アレルギーで肌荒れする時、本当に落ち込むんです。
冷間素材って、肌に合わずに荒れる方がいます。
だから私は、できるだけ質にこだわり、今回マスクに冷間素材は使わないことに決めました。
すべての人に合う素材でものを作ることってとても難しいことだとは思いますが、自分の体や、マリシカに実験台になってもらいながら、できるだけアレルギーの起こらないものを作りたいという思いがあります。
なので、肌に触れる部分には吸収性が良く、染色されていないさらしやてぬぐいを使用しています。
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ここからは、すでにmagicalのマスクをお使いいただいている方へおねがいです。
ついに全国各地で梅雨があけて、本格的な夏が到来しました。
これからの暑い夏、magicalのマスクをご利用いただく方は決してご無理をなさらないでください。
暑すぎる時は、適宜はずすなどの対処を行ってくださいますようお願い申し上げます。
熱中症はご自身で気づけない場合があるようです。
実際に知人の中に、以前エアコンの効いた室内でも起こった方がいます。（ナトリウム不足が原因だったようです）
絶対にご無理をされないよう、お願いいたします。
ダブルガーゼと晒しの間にはポケットがあり、フィルターを挟めるようになっていますので、そちらに薄めの保冷剤やひやっとするシートを挟んでお使いになられる方もいらっしゃるようです。
マスクと合わせて、帽子や日傘の使用、使用後に体をシャワーなどで冷やすなどの対策もご参考にしていただければと思います。
できるだけこまめに水分・塩分をとってくださいね！
（私は熱中症対策に大塚製薬のポカリスエットを勝手に推しています！！！！！）
何卒、よろしくお願いいたします。
いつか、何年か先の未来で
この時はコロナが流行って、マスクがたくさん必要になって大変だったんだよ〜ってみんなで過去のこととして話せる日がきますように。
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