見出し画像

化粧に対する不満

毎日、毎日顔に化粧をする。
毎日、毎日化粧を落とす。
そろそろ「これで完璧化粧済みフェイス」が登場してもいいのではないか。
顔に着脱可能の皮膚を付けるか、せめて部分だけの貼り付けパーツが欲しい。
そろそろ顔にものを塗るの、卒業したい。

そもそも、何故女だけ義務的に化粧をしなければならないのか。本当にこの世はルッキズムで溢れている…とはいえ、個人的には致し方ない部分があると思える。誰しも、綺麗なものを見たいからだ。ルッキズムという言葉がなかった過去、歴史を振り返っても、汚い汚物処理や死体の埋葬など、「汚い」仕事は奴隷階級のものだった。
私含め、汚いものよりも綺麗なものが見たい。それは当然であろう。

では、人間の顔は汚いものなのだろうか。
個人的には部分的に違うと思っている。
あくまで顔を綺麗に清潔に保つための努力(洗顔、ニキビやニキビ跡のない肌を目指す事、髭や眉毛を整える事)を怠らない限り、人間の顔が汚いものという扱いにはならないはずである。

ただ厄介なことに、人間は見目の良い人のことが好きだ。営業や接客など人と接する仕事において、見目を良くすることは仕事を円滑に進めるための武器になる。そう考えると時間手当があってもいい気もするが、だから内勤には不要だと言うことにもならないだろう。内勤は内勤で、社内の人と関わりを持つ際に円滑にコミュニケーションを取るために化粧をしている人もいるだろう。

現時点では業務における武器という扱いで化粧を語ったが、これを趣味と捉える人、化粧をしなければ家から出られない状態になっている人の存在もある。
個人的には、趣味として仕事をしている人間も世の中にいるため(非常に理解できない存在だが)嬉々として化粧を楽しむ姿勢は魅力的に思う。
しかし、こうとも考えられる。義務として化粧するのが苦痛であるため、できるだけ楽しもうとした結果、好きになったのではないか。と。もちろん割合で出せるものでもないし、そういう人しかいないとも思っていないが、現在義務的に化粧が存在する以上、自らの意識を変えて好きだと刷り込まれた人間は多いのではないか、と邪推してしまう。
とはいえこれ自体に悪い要素はないしいいのか…?しかし、女性の朝の時間が奪われてしまう時点で結構機会的損失が大きい面もあるように思える。
海外ではスーツは毎日着用するものではなく、必要なタイミングのみ着るものらしいし(どっかでみた)日本のメイクに関しても必要な時や気分が乗った時だけメイクして出社できるようになったらいいのにな〜と思う。

ここまでだらだらと書いたが、個人的な主張としては毎日のメイク面倒なので毎日しなくてもいい環境かもしくはチートアイテム欲しいな〜という話でした!以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?