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Ⅳ 【本当の自分を生きる】 親の人生を超えるために、30才で実家に帰ろう! ~ 親孝行とキャリア成長 ~

 30才前後で、一度実家に帰る。

 100年時代を賢く生きるために、とてもいい『心の処方箋』になるんじゃないかな、っていう話です。



Ⅰ「消去法のキャリア」から、「主体的な自分の人生」へ


 親の人生への反発や、否定から、「消去法」としてのキャリア選択をしたとしても、20代まではうまくいくと思います。

 しかし、30代以降というのは、「消去法」ではなく「主体的」な決定でなければ、うまくいかないんじゃないかな?と感じています。

a.「消去法」と「主体」 ~ 国語の選択問題 ~


 国語のテストなんかで、「この時の主人公の気持ちとして適当なのは次のどれか。ひとつ選べ。」のような問題がありましたよね?

a. たかしは、ようこの表情から…
b. ようこのピンク色のワンピース…
c. たかしは、気持ちの動揺を…
d. 麦わら帽子をようこから…


 消去法で選ぶ・当たる!というのは、「 a ではないし、b もない。d は違う気がするし… じゃ、c かな!」って見事(偶然に5点を得るという感じです。

 主体的に選べる人は、『自分の内側の答え』が先にあり、それが「c」と一致しているから、それを選択する。そうして5点を得る

 前者は、選択式でなく記述式になったら、5点を取れませんが、後者・主体的な人は、記述式(自由回答)になっても、5点を得ることができるわけです。

 同じ「5点」でもクオリティーが違う

b.「消去法キャリア」で勝てるのは20代まで


 話を戻すと、親の職業や人生、キャリアに否定的であると、

 「それらを避けて、自分の働き方を決定する」

 のではないでしょうか?

 それは、純粋に「これがいい!」と決めた人よりも、やや純度が落ちます。余計な感情を含んでいます。

 したがって、あなたの隣にいる、同じ選択をした人ライバル)たちが、あなたよりも主体的な選択をしていれば、彼らにあなたはいずれ負けるでしょう。… そんな経験、感覚、ありませんか?

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