オリジナル・マジックを生み出す発想の魔術ⅲ『モチーフ・クリエイション』
既存のありきたりなパフォーマンスやアイディアから、イチ抜けるための発想方法。
「モチーフ・クリエイション」
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モチーフとは何か
よく芸術家やアーティストが、
「人間の生命をモチーフに…」
「滝からインスピレーションを得まして…」
「自然をモチーフに…」
とその芸術作品や絵画の説明をしたりしますよね?
そんなふうに、一度あなたの(マジックの)創作の世界を離れて、異世界にヒントを求めたり、異世界からインスピレーション・アイディア、刺激をもらうのが、ここでお伝えしたい
「モチーフ・クリエイション」
ということになります。
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⒈「マインド・リーディング」から「スピリチュアル・メッセージ」へ
観客の心を読んで、当てて、「ドヤ!」「すごいだろ!」という演出をするマジシャン・メンタリストは、もうたくさん。多いですよね?
その手のパフォーマンスを見ると、「またか…」と思ってしまいます。
「ありきたりなブックテスト*は演じたくない。どんな演出にしたらいいだろう?」
とある時、考えていました。
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「本」とは何か?から考える
そこで、「そもそも “本” とはなんだろう?」という本来の視点に戻ってみました。
僕は読書が好きなので、本とは —
◇ 悩んだ時、答えやヒントを与えてくれるもの
◇ 背中を押して、人生をサポートしてくれるもの
◇ 迷った時、救いの「言葉」を与えてくれるもの
でした。
「じゃあ、ブックテストを通して、観客が悩んでいること、あるいは、これからの目標に向かう、手助けとなる、セラピーのような、スピリチュアルのようなマジックになったらいいな!」
とひらめきました。
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