ライトノベル

ライトノベルが大好きだ。
ライトノベルは人の心を震わせる力を持っていると思う。普通の大衆小説より劣っているなんてことは絶対にない。きっと対象精神年齢は低いのだろうと思うけれど、それが小説の優劣を決めるなんてことは絶対にない。
物語が好きだ。自分の好きな物語に出会えると、それだけ読んで、一生生きていきたいとさえ思う。いや実際、この世に「俺が好きな小説」があふれていて、一生の時間をそれを読んで過ごせるならば、俺はそれだけ読んで生きていくかもしれない――
と思ったが、多分そんなことはない。俺は小説を読んで心を熱くして、この世を頑張って、楽しんで、物語の中の美しくてかっこよくてみっともなくて、それでも必死で生きているような人間たちのように、生きてみたいと思うんだ。だから、この世を生きる時間は、素晴らしい物語を読む合間の時間つぶしでしかないけれど、もしも、物語の登場人物みたいに必死で生きることが出来たならば、きっと生きることそれ自体を最高に楽しむことが出来る。
本気で、必死で、生きてみたい。
頑張る

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