マッキー氏

趣味は読書、食べ歩き、お絵描き、シルバニアファミリー。人生の苦しみをどう紛らわせるか日…

マッキー氏

趣味は読書、食べ歩き、お絵描き、シルバニアファミリー。人生の苦しみをどう紛らわせるか日々模索中だったりする。

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noteを始めるにあたって

noteを始めるにあたって、自己紹介のようなものを。 自分は大の読書好きである。そりゃぁ1年に何百冊も読むほどではないが、それでも毎年100冊以上は読む。ツイッターで本の話をすることはほとんどないが、実は人と感想を共有したりオススメの本を教え合ったりしたい。国語科の教員ということを人に話すと、国語が専門だから本も好きなんだね!と思われるかもしれないが、純粋に「娯楽としての読書」をしている。 なぜ読書が趣味になったのか。 それは、中学生の時は漫画ばかり読んでいたが、漫画は

    • 株をまだ一度も買ったことのないあなたへ

      株に対する漠然としたイメージ株式や投資信託に一度も手を出したことのない人は、きっとこんなことを考えているでしょう。 「株って数百万、数千万ないとできないのでは・・・?」 「勉強しないと難しそう」 「損するかもしれなくて怖い、何だかよくわからない」 確かにそのような一面はありますが、実は一日の昼食代より安い金額から始められます。トレードを練習するアプリもあるものの、やはり実際に株を持っているのと持っていないのとでは関心の度合いも全く違います。 ここでは株式を購入したことがな

      • 無職になってアフリカへ行き、帰国難民になった話

        これは、無職になってコロナに感染し、療養後すぐにアフリカへ行ったのち、不幸にも同行していた弟がコロナ陽性になり帰国できなくなってしまったという、嘘のような本当のお話―—。 退職してからの出来事仕事を退職した。やはり自分があと数年以上この会社に居続けることへの強烈な不安や恐怖の方が勝ってしまった。毎日の居眠りを指摘され睡眠障害を疑われたのも事実だし、退職して解放感で満たされたのもまた事実。 働くモチベーションが全くなく、正直自分が今何のために生きているのかすらわからない。線

        • 父親の一周忌を経て

          父が亡くなってから一年が経った。先日一年祭(神道)を終えた。 今思えばびっくりするぐらい色々なことがありすぎた一年だったように思う。父の葬儀から今まで、悲しみに浸っている余裕さえあまりなかった気がする。病気の発覚から死去までわずか一年と数ヶ月のことだった。 父の病気は悪性リンパ腫だった。いわゆる血液のがんである。血液のがんというと白血病をイメージする人が大半だと思うが、それと似てはいるものの若干違いはある。(詳しくは病院のHP等を参照していただきたい)芸能人でも公表してい

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          1500冊以上本を読んだ私が選んだ「読んでよかった本 ベスト100冊」

          どうも。呼ばれて飛び出てこんにちは。マッキーです。noteに何を書こうかと時々考えるけれども、やっぱり本を読んでいるからには本にまつわる記事を書きたい。ということで選んでみました。 読んでよかった本 ベスト100冊 はじまりはじまり~ フゥ~(ここで拍手と口笛) 昔は漫画ばかり読んでいて、もう漫画はお腹いっぱいだから今度は小説を読みたいな、と本を読み始めるものの、最初はライトノベルやグロ小説、ホラー小説ぐらいしか手にしなかった。周りに本を読む友達もいなかったので、2ちゃ

          1500冊以上本を読んだ私が選んだ「読んでよかった本 ベスト100冊」

          ステータス化する食道楽 柏井壽「グルメぎらい」

          「美味しいものを食べることと、グルメという言葉のあいだには、おかしな距離ができてしまった。」(本文引用) 筆者が最近の食バブルを斬る、そんな新書である。 最近は食バブルが加速し、料理以外の要素が有り難がられる傾向にあると私は思っている。グルメ趣味を始めてまだ間もないので初心者の域を出ないが、そんな私も、あるいは食経験の豊富な私の知人も薄々感じているであろうこのいびつなブーム。 味よりもインスタ映えを気にする傾向、料理人をニックネームで呼ぶ風潮、予約困難店に行ったことをS

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          衝撃的な本との出会い 早瀬耕「未必のマクベス」

          自分の衝撃的な本との出会いと言えば、早瀬耕「未必のマクベス」である。 書店で、何か本が欲しい、でもこれ!というものがない、かといって手ぶらで帰るのは嫌だな・・・と、そんな気持ちであてもなく書棚のあいだを彷徨っていた。そしてハヤカワ文庫のコーナーでふと目が留まった。タイトルは「未必のマクベス」。その時、恥ずかしながら「未必」の意味もよくわからなかった。自分の知らない言葉と、シェイクスピアの有名な戯曲。正直タイトルからどんな話か全く予想がつかなかった。けれども、私は本が視界に入

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