オーダースーツの歩き方。

皆様こんにちは。
今回はオーダースーツに興味がある方向けに向けて、注意点とか考え方、そしておすすめをご紹介します。
一昔前に比べて身近になったオーダースーツですが、だからこそ「どこに行けばいいかわからない」という方も多いでしょう。
それもそのはず、現在ではオーダースーツ店も多く、戦国時代の様相を呈しています。

初めてのオーダースーツや、オーダースーツを仕立てたことがあるけど納得していない。
そんな方に向けてこれさえ読めば失敗しないオーダースーツが仕立てられる‥とは言い切れませんが、納得に行くスーツを手に入れることが出来るようになるかと思います。
筆者の経験談を踏まえてお話しさせていただきますので是非ご覧ください。

オーダースーツの方が良いは幻想である。

オーダースーツの方がいいものだ、と思っている方。
それは間違いです。

オーダースーツの情報が知りたくて本記事をご覧になっている皆様。
実はこれが重要なんです。
オーダーの種類は後述しますが、日本では「パターンオーダー」が主流です。
この「パターンオーダー」はパターン(型紙)があって、その型紙を補正してあなたの体に合わせます。
そのため、このパターン(型紙)が体に合わなかった場合、オーダースーツに期待していたフィット感は得られません。
吊るしの既製服でも体に合っているものがあれば、その方がずっと体に合うということも往々にしてあります。

重要なのは体にフィットしたスーツを手に入れることで、スーツをオーダーするというのは手段なんです。
冒頭で「失敗しないオーダースーツが仕立てられるとは言い切れない」と述べているのは、体型は千差万別のため筆者が勧めるお店が必ずしもあなたに合うとは限らないからです。

出来上がったスーツを試着したときに店員さんが「よくお似合いですよ」なんて言うかもしれません。
鏡に映る自分が良く見えるかもしれません。
でも重要なのは着心地です。そのスーツはあなたにとって着心地がいいものでしょうか？
もし着心地に違和感があったらそれは失敗です。