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出かけてきたよ④(長崎)

(夏の思い出を、ゆっくり綴っています)

「かもめ」に乗って、長崎へ。
この街を訪れるのは、久しぶり。

到着してすぐ、稲佐山へ。
早速、街全体を見に行こうと思ったからだ。
バスに乗って、ロープウェイの駅近くまで。

あれっ、鳥居?!
ロープウェイの駅近くに、神社があるとは。
石段横のある巨木に誘われ、これもご縁と、ご挨拶する。
後にこの巨木、大楠は、原爆を被爆していたことを知った。

日本三大夜景の一つ、稲佐山からの眺め。
暮れなずむ頃から、街に明かりが満ちていく様を楽しむ。
山々、海、街が織りなす美しい夜景を、ただただ眺めた。

約80年前、この美しい街に原子爆弾が投下された。
街は焼き尽くされ、一瞬で焦土と化した。
そこから、こんなにも輝く街へと再建したことを思うと、
胸がいっぱいになる。

下山して、山頂にある電波塔を振り返った。
「わっ、ピンクだ。ピンクにライトアップされている!」
通常のライトアップに加え、
季節ごとにライトの色を変化させているそうだが、
ピンクは特別だったようだ。
この街の歓迎に、胸がいっぱいになった。

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