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WCS 世界コスプレサミット2023日本最終予選 【地方予選なしの一発勝負】②

アニソンクラシックの演奏会が終え、ようやく結果発表となる。
参加者は30人前後でほとんどの人がちゃんと待ってくれたことは素晴らしいと感じた。

ここで通常は各賞の紹介が始まると思ったが、FRAN氏から飛び出したのは「優勝者の発表」であった。

正直、その場にいた人間は頭にハテナマーク浮いた人いただろう。
私も思わず「はぁ?」と声を出しそうになった。

いきなり優勝チームを初回する進行は初めて見た。。。

そして優勝は「だいき&くにトン」チーム。

これは会場でも少し驚いた感じはあった。
私自身も接戦だろうけど、優勝は琉演かな?とぼやっとイメージしていただけにこの結果だった。
今回は殺陣パフォーマンスがこのチームだけであり、普段だと食傷気味になる殺陣パフォーマンスがいつもより新鮮に見えたという部分もある。

ブラザー賞を獲得

そして、優勝チームが決まった後に、他の特別賞を紹介する時間となる。
正直、この時間が言い方悪いが敗戦処理タイムと言わざる得ない。

それぞれのチームに何かしらの特別賞を与える形へと進んでいく。

Ochacaffe賞 Hinode Power Japan賞 パルス建設賞 Anison Classic Japan賞
と4つ。

一番笑えたのが、賞状もないが、コスサミのテイストとは少し違うが印象強かった段ボール製作のチーム大連立にも審査員特別賞という形で表彰されたこと。
しかも、代表からのCOCO壱カレーのおごりという。(なぜに?)

こうして5つ?の賞が5チームに一応分け隔てなく賞を渡した形となった。

先ほど優勝チームを先に発表するのは、百歩譲って、賞を1チーム一つ渡すことを前提として、徐々に優勝チームがわかってしまうから。。。
いや、それでもやっぱり優勝チームを先にいう意味が分からない。
ただ事務処理的にやってしまえば順番は関係ないという思考だったら、その思考は改めてほしい、結果発表の際もSEもなく(ベタでもドラムロールぐらいはいれるべき)ただ、淡々と賞を発表して、真ん中で写真とる「作業」のように見えてしまうのは反省した方がよいかもしれない。
結果発表さえも舞台の上に立つ以上、最低限の演出を行うべきであり、コスサミの決勝での結果発表での熱を感じた者としては正直残念な部分と言える。
今回は新運営と変わった最初の日本予選であり、所々準備不足な面があったのは舞台上で説明したぐらいなので、こちらが思う以上に大変だったと思う。

日本のコスサミ予選は正直海外に比べたら、さびしい、地味、盛り上がっていない。2016年の最終予選は観客20人もいなかったこともある。

そもそもWCSルールでのコスパフォは他で行われる集団で行うコスパフォとは違い、ガチガチのルールの中で制限された中でのパフォーマンスゆえにとっつきにくい部分がある。
衣装だけでなく、大道具も作って、舞台演技も行うというのはなかなかの労力である。

それならばWCSルール順守したコスパフォする機会を普段から行える環境がないといけないと思う。
理想をいえば、地方でもWCSルールでのコスパフォを行う機会があり、そこで何度か出演し、ブラッシュアップした状態で、各地方の代表が日本予選に挑む。。
いわゆるコスパフォのM-1みたいな感じになれば面白いのだが。。

そもそも、それぐらいの環境を整える気概がいままでなかったのだろう。

「とりあえずコスサミ本選に間に合わせて代表選べばそれでいいんじゃね?」そんな気持ちで作ってるのでは?と思ってしまう。

地方予選も2組しかいない大会も普通にあった。これまでのWCSの日本予選に対する対応の責任は大きい。

それゆえに今回新しい運営に代わったことを機会によりよい日本大会できるように頑張ってほしいと切に願う。



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