読書感想『魔界都市ブルース2 哀歌の章』※ネタバレ注意
今週読んだ本は著作菊地秀行のマン・サーチャー・シリーズ第二巻『魔界都市ブルース2 哀歌の章』でした。
前作と引き続き短編の連続ですので軽く各章の感想を書いていきたいと思います。
ジプシー・ダンス
一巻の最初も強姦の復讐に自分の体を使う人の話だったとおもうんだけど…
今回は陰部に毒を含ませて飲ませるというなんと恐ろしいやり方を…と衝撃を受けていた。
せつらくんは他人の感情を受け止めずに生きているだろうから、女の人に因縁をつけられる機会は多いだろうなぁと思ったり。
クビシメロマンチストを読み終わって思うのは、他人の感情を受け取らないってのは物凄い残酷な行為です。
夜歩く
ハードボイルド感ただよう作品だった。
100円くれっていったら1万円くれそうな僕せつら君と、ナイフ飛ばしてきそうな私せつら君のたとえは結構好き。
僕状態と私状態の記憶ってどんな感じになっているのだろうか。お互いに引き継いではいそうだけど、裏側から見てる感はあるのかな?
ザ・パンサー
ここで終わるの!?っと思ったことはさておき、終わり方的に秋事務所に仲間が増えるのかなと思ったら別にそんなことはなかった。
せつらくんが強すぎるので登場してくるキャラの基本性能がぶっ飛んでいるこの世界、敵も味方も強すぎる。
ていうかあの暁林とかいう敵キャラ、一人称が「おで」みたいな喋り方してる巨体ヘビー級なのに足音消したりアクロバティックな動きしたりどうなってるんだ。
Aという名の依頼人
全く意味の分からない作品だった…
Aさんに探せと言われたBさんは、次来ることを断ると増殖する謎の人間だった…?
?
最後の私はAだったんだ、も全く意味が分からない…
我れ、死を招きて
自分に惚れた人が次々と変死していく女の人が、このシリーズでも屈指のハッピーエンドを迎える珍しい回だった。
蜘蛛化した暗殺者ってなかなかかっこいい設定ですよね…
蜘蛛の糸とせつらくんの糸で結構かぶってる気がしますけど、そういえば粘着性の糸はせつらくんは持ってませんでしたね。
この新宿にもああいう幸せに終わる人たちがいるんですかねぇ。
テロリスト
警官に依頼されてテロリストを追う話、そしてそのテロリストは警官の娘でもある…と。
普通にバッドエンドの作品だった。ただ、死因はお父さんに殺されたわけではなく、ただの交通事故だったと。
あそこでお父さんに殺させる意味がよくわからないけれど、けじめはつくのかもしれない。
なんかせつらくんの心があの女の子に傾いてる描写が多かったような気もする。
ただ人々を鼓舞、応援し続けたらテロを起こす原因になってしまうというのはなかなか悲しい話。
まとめ
一巻から目新しいことはふえていないけれど、やっぱり読み物として普通に面白いのが良いですね。
というわけで『魔界都市ブルース2 哀歌の章』でした。
借りた本ですし、今や絶版なので3巻以降を読むことはないと思いますが、こういうクラシックな作品もいいものです。
次に出る感想は『クビツリハイスクール』です。
そう!せつらくんは姫ちゃんへの伏線だったのです!
というわけで、絶賛楽しんで読んでいますのでお待ちください…
それでは最後まで読んでくださった方いらっしゃればありがとうございました。
著者Twitter:まがしき @esportsmagasiki
そういえば欧州サッカーも終わりましたね。EURO楽しみです。
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