少年マンガに出てくるカッコいい関係性5選‼︎

少年マンガには色々な形の友情が出てきます。
カッコいい、憧れる関係性をまとめていきます。

『呪術廻戦』五条悟&夏油傑

漫画『呪術廻戦』に出てくるキャラです。

右が夏油、左が五条です。

二人は学生時代からの親友でお互い「特級術士」の称号を持つエリートです。

しかしある事件をきっかけに仲違いしてしまいます。

夏油はその後「百鬼夜行」と呼ばれる事件を起こし五条に殺されます。
しかし何者かが夏油の身体を乗っ取り五条の所属する呪術高専を襲い始めます。

五条は「特級呪霊」と呼ばれる強い敵と戦う最中、殺したはずの夏油が現れます。
偽夏油は五条を封印する為にある道具を使います。

その道具の封印条件が脳内時間で1分経過する事でしたが夏油の姿を見て五条の脳内では共に過ごした3年間の思い出で溢れ出しました。

そして封印されはしましたが五条は夏油が誰かに乗っ取られている事にすぐに気づきました。

二人とも本心ではお互いの事を親友だとずっと思っていてお互いに絶大な信頼を置いている所が素敵です!

『ハイキュー‼︎』日向翔陽&影山飛雄

二人は中学3年生の時の大会で出会います。

日向のチームは素人の寄せ集めで日向の驚異的な運動神経を全く活かせないチーム。
影山は「3年間何やってたんだ?」と日向に言います。
日向は高校に入って絶対に影山を倒すと誓いますが進学先の烏野高校には影浦の姿も。

日向の運動神経を活かすため、影山とコンビを組んで変人速攻と言われる超速スパイクで活躍していきます。

実は影山は昔「コート上の王様」と呼ばれていました。その理由はブロックを抜くため、トスがスパイカーの打ちやすいものとは限らず、俺に合わせろ!と自分勝手なプレイをしてしまったからです。

その為、中学の頃は最終的に誰も影山の上げたトスを打たないという事態に発展して少しトラウマになっていました。

しかし日向は中学時代まともにバレーが出来なかった経験からどんなトスでも打つと宣言しました。

影山は疑心暗鬼でしたが練習試合で誰にトスを上げるか迷った時に

「ここにいるぞ‼︎」

日向のこの言葉で影山は日向にトスを上げました。
影山を中学時代のトラウマから救ったのです。

そしてこの台詞はもう一つの意味を持っています。
それは影山がバレーを始めるきっかけになった祖父です。
唯一、バレー一筋の影山をずっと見守ってくれていた人ですが中3の最後の試合の後、亡くなってしまいます。

影山の祖父は影山にある言葉を残していました。

影山は長く試合を続ける為にわざと手を抜いたりしました。

しかし、強くなればどんどん試合ができる。
どんどんバレーができる。
絶対に目の前にもっと強い誰かが現れるから。
と言い残しました。

そして高校卒業後プロになり、同じくプロになった日向と試合をします。

日向の「いるぞ‼︎」は影山の祖父の言葉のアンサーになっています。


お互いがお互いの人生を変えた親友でありコンビであり最大のライバルという関係性が素敵です!

『Dr.STONE』石神千空& 大木大樹

幼馴染の二人。千空は科学大好き少年、大樹は頭は悪いが誰よりも優しく仲間思いの少年。

ある日、大樹は杠葉という少女に告白しようとする。
しかし謎の光が地球を包み全人類が石化してしまう。

千空は石化しても意識があることに気づきいつか復活する時の為に時間をずっと数えていた。

そして3700年経つと石化のエネルギーを消費して復活することができた。
しかし文明が崩壊した世界では千空一人では生活するだけで一苦労。

大樹の石像を発見した千空は大樹がまだ意識があると信じて石化解除の手助けになる硝酸のある洞窟へ運ぶ。

そして復活した大樹と協力して石化の謎を解消し、近代文明を復活させる事を誓います。

全くタイプの違う2人が絶大な信頼を寄せ合っている関係が素敵です!

『スティール・ボール・ラン』ジョニィ&ジャイロ

下半身が麻痺して車椅子生活を送る元天才ジョッキーのジョニィは全米を横断するレースで謎の鉄球を操る男ジャイロと出会う。

鉄球の力で麻痺していた脚が動いたことで鉄球の秘密を知るためジャイロと共にレースに参加する。

レースでは謎の遺体を巡って暗殺者に狙われる中、ジャイロとジョニィは共に危機を乗り越えて絆を深めていきます。

この2人の関係の良いところは師であり親友でありライバルである所です‼︎

鉄球の力をジョニィに教えるジャイロ。
互いの秘密を知り合う2人。レースの優勝を巡って争うライバル。

個人的にジョジョシリーズの中で1番好きな話です。

『遊☆戯☆王』武藤遊戯&アテム(闇遊戯)

千年パズルを完成させた事によって古代ファラオの王の魂「アテム」が武藤遊戯の体に宿り、千年アイテムを巡って闇のゲームで戦っていくストーリーです。

これを元にしたカードゲームも大人気です。

遊戯がピンチの時には闇遊戯が出てきて助けてくれたりします。
最終的に闇遊戯がアテムの頃の記憶を取り戻し冥界に還らなくてはいけなくなります。

アテムを冥界に送る為にはデュエルで勝つしかありません。

最強の決闘者と言ってもいいアテムを倒せるのはアテムのことを1番近くで見てきて共に戦ってきた遊戯ただ1人。

誰一人アテムとの別れは望んでいない。しかしこの世の者ではないアテムは本来あるべき所に還らなくてはいけない。
その葛藤を乗り越えてアテムに挑む遊戯の姿、神のカードを揃えて全力で遊戯に応えるアテム。

そして最終話のタイトルが「遊戯 王」と作品のタイトルに掛けて遊戯と王(アテム)の別れを表現しているのも素晴らしいです。

少年マンガには今回紹介したようなカッコいい関係性が必要不可欠ですね。

皆さんも好きな二人組を探してみて下さい!

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