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持参した日本の市販薬(海外長期旅行向け)

つい先日までしっかり風邪を引いていた。
会社員だった頃、特に昨年はコロナ対策として風邪の症状が出ると仕事に支障が出る可能性があったので、厳重な予防のもと生活をしていたのだが、働いていないと気が緩むものだ。

実はモロッコに来てから体調を崩したのは2回目。
1度目は年始旅行でモロッコを周遊していた時に、タンジェでお腹を壊した。

いずれの場合も、日本から持参していた薬がかなり役に立った。
ということで今回は日本から持ってきた市販薬一式を紹介したいと思う。

風邪対策

風邪対策で持参した市販薬はこちらの3点。

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・エスタックイブ 60錠
・ルルアタックEX 18錠
・デコデコクールS 2枚入り×2

今回の風邪でルルアタックの方は使い切ってしまった。
日本にいるウイルスと種類も違うだろうから効かない可能性も考えていたが、しっかり効いたのでぜひ長期滞在の場合は持参することをお勧めする。

胃腸対策

胃腸対策は外せないリストアップだと個人的には思う。
旅行をしていると慣れない食事に便秘になったり、胃の調子がおかしくなったり、不衛生なものを食べてしまってお腹を壊すなんて日常茶飯事である。

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・太田胃散A(錠剤) 45錠
・恵命我神散(ケイメイガシンサン) 10包 ※漢方薬
・ワカ松漢方便秘薬 36錠 ※漢方薬
・正露丸 50錠
・ストッパ下痢止めEX 12錠

正露丸はかなり臭いので持っていくことを躊躇う方もいると思うが、そんな方のために今は「糖衣」というタイプが発売されている。
これの方が臭いがキツくないそうだ。

私たちは錠剤を購入してからこちらの存在に気づいたのでしっかり臭い錠剤を持ち歩いている。無念。

恵命我神散(ケイメイガシンサン)はあまりメジャーではない漢方薬だが、お酒を嗜む方にはぜひ日本でも常備薬として活用してほしい。
飲みすぎた日に飲んで寝ると驚くほど二日酔いになりにくい。
ただし、非常に苦いのでそれだけは要注意だ。

他は、胃薬・便秘薬・酔い止めなので普段利用しているものを持ってくると良い。

蚊対策

デング熱が怖い一心で虫刺され対策グッズも持参した。
モロッコにも蚊がいるものの何故か今のところ全然刺されないので、まだ活躍の機会はない。ただ、発展途上国に旅行する場合は念のため持参した方が良い。

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・ムヒS 2本
・スキンベープ ミストタイプ(PKG剥がしてしまってるもの)
・マキロン虫キック(製造中止かもしれない)

ちなみに、蚊の種類によっては効力を発揮しない場合もあるので、その点も理解した上で念のため持参するという心の持ちの方が良い。

カンボジアの蚊はスキンベープの匂いにつられて寄ってきた。

また、多くの海外住居では網戸がないので寝るときの対策も必要だ。
これは現地のスーパー等で販売されている蚊取り線香を購入し、寝るときに炊いておくことをお勧めする。

小さな怪我対策

ここでいう、小さな怪我は「頑張れば自力で治療してなんとかなる」レベルまでの切り傷や擦り傷のことだ。
夫婦共々、年齢よりもやんちゃな方だと自他ともに認める性格なので、怪我を心配した友人から餞別として渡されたものがほとんど。

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・包帯
・ガーゼ
・絆創膏 50枚くらい

絆創膏はこの写真に載せた未開封のものとは別にも持ってきており、総計50枚ほど。
幸いなことに、さかむけ以外の用途でこれらのグッズはまた利用していない。
包帯は未開封のまま帰国できることを願う。

鎮痛剤

私が頭痛になりやすいこともあり、頭痛薬は日本でも手放せない常備薬だった。
なので、週に1回使う計算でも1年間はなんとかなるくらいの量を持ってきた。

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・イブ 24錠×2箱+30錠
・バファリン 40錠

イブを常備薬として利用していたため、写真の他に箱なしで30錠ほどある。
バファリンはこれも友人が贈与してくれたものだ。感謝。

これだけあると在庫を気にせずじゃんじゃん使える。
この感覚は結構重要だと思う。
普段よく使う薬は、なくなる不安を感じずに適切なタイミングで我慢しなくなるので、たくさん持ってきた方が良い。

その他のお薬

次は分類が難しいお薬たちのご紹介。

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・パテックス液(塗るシップ)
・サンテPC(目薬)

こちらの2点はもし今後移住を考えており、お仕事がPCで済む方には必要かと思う。
どちらも最近PCに向かう私にとっては必需品である。

塗るシップに関しては、長距離移動などで肩が凝った場合などにも活躍する。
これ1本でだいぶ持ちがいいので、あると便利だ。

持っていなくて困った薬

最後に、今回持ってきておらず、持って来れば良かったと心から後悔した薬がある。

酔い止め薬とアレルギー薬だ。

バス移動が多かったこともあり、乗ると必ずと言っていいほど車酔いになり、時には吐いた。
日本の乗り物って本当に安全運転で、道も整備されてるんだなと遠い母国をバスの中で何度思い出したかわからない。
どこの土地に行くとしても酔い止めは持っていたほうが絶対に良い。

アレルギー薬は花粉症の方は持ってきた方が良い。
海外にもしっかり花粉は存在している、持ってこなかったことをかなり後悔している。

旅行先の慣れない土地で薬局に行くのは勇気がいるものなので、医薬品の部類は多すぎるくらい持ってきた方が良いと個人的には思う。

事故や大きな病気なく旅行ができるのがベストだが、念には念を、ということで。
みなさんの旅行が楽しいものになりますように。

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