楽しんで続けることの重要性
アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供しているメディア、アスリート出身パーソナルトレーナーの前田です。
(今回は前田の独り言シリーズです)
何たる怠惰!
令和5年2月18日にして、本年2回目の更新です。
別に言い訳することもありませんので正直に申し上げておきますと、今年に入ってから運動指導(本業)のご依頼がどっと増えまして、そんな中でも自分の体調を崩すまいと自炊する日々を送っていたら、こちらのメディアを更新する時間が取れずにいた次第です。
TwitterやInstagramのストーリーズは日々更新している(というかただ思ったことを垂れ流しているだけ)ので、宜しければそちらもフォロー頂けますと幸いです。
しかしnoteを更新できずにいたこの1か月は少し気持ち悪いものがありました。
現場での指導が立て込んでいたということは、私にとってはその分の経験が蓄積されているということですし、Twitter等で思ったことを日々呟いているということはそれでけ思っていることがあるということです。
私にとってこちらのnoteはその蓄積された経験や日々の思いを丁寧に書き起こす場でもあるわけで、それが出来ない状況というのは経験や思いが乱雑に散らばったままになっている状況ということになり、それはメモだらけのデスクに似た様なものがあります。
本日、この記事を書き終える頃にはそのメモのいくつかがいい意味で役目を終えているのだろうと思うと、筆を進めている途中でありながら既に爽快です。
またこの気持ち悪さは、このnoteを解説してから当初はほぼ毎日更新しており、その後も週1ペースで更新することをベースにしていたこの習慣が、急激にペースダウンしたことにも起因します。
一部有料記事をご提供しているとは言え、誰かに依頼されて書くでもなく全て自主的な執筆であるこのnoteは、はっきり言って好きに書いている媒体です。
別に義務感もなければ、むしろ楽しんで続けていたというのが本音です。
乱雑なメモが残っているということは、実は書きたかった。でも(満足に時間が確保できずに)書けなかった。その矛盾が気持ち悪さとなっていたのでしょう。
運動習慣にしても同じようなことが言えて、ある程度運動習慣が身に付いてきた人からすれば、例えば出張や仕事が立て込んだり試験があったりした時にその習慣が脅かされると気持ち悪さを覚えます。
運動指導者であれば、お客様がそういった状況に陥る可能性がある場合には「最低限これぐらいはしておくとよいよ」という提案はしておく必要があるでしょう。
それは例えばnoteを書く時間がなかった私でも、TwitterやInstagramのストーリーズぐらいは更新できたのと似ています。
運動習慣がまだ十分に身に付いていない人に対してすべきこととなると、当然運動習慣が身に付くように導くことですが、ここで散見されるのは「やらないといけませんよ」という物言い。
これでは義務感が先立ってしまって、楽しく運動なんてできません。
「note書けよ」なんて言われても一向に書く気にはなれませんよね。
アスリートでも話は全く同じで、義務感だけでは自発的な取り組みは満足に続かないでしょう。
まずもって楽しんで継続することに重きを置く導きができること。これが優れた指導者なのだと思います。
この記事をここまで読み進めて頂いた方にそんな人はいないと思いますが、指導対象者の「できない」を嘲笑したり罵倒したり、何かずっと怒ったまま指導していたりしてはいけません。
私は社会人のスプリンターを指導することが多いのですが、彼らの競技レベルや年齢層は非常に幅広く、それぞれ目標も練習環境も何もかもが違います。
しかし共通していることがあって、それは皆楽しんで取り組んでいるということです。
記録が伸びていくことはもちろん楽しいのですが、伸び悩んでいるならそれが何故かを紐解き克服していくという取り組みすらも、自発的に楽しんでいるのです。
だから長い人では何十年というキャリアを積んでこられているのだろうと思いますし、どの選手も最後の最後まで楽しんで取り組み続けて頂ける様に、例えば怪我をしにくい走り方だったり、心身を無駄に痛めつけない練習方法だったり、何より今よりも善くなる手段だったりを伝授している次第です。
一般のお客様でも、そのモチベーションは十人十色ですが継続して通って頂いている皆様は、何かしらの形で楽しんでおられるものです。
それはジムに来ること自体を楽しんでおられることもあれば、私とお喋りすることを楽しんでおられるということもあるでしょう。
決して「ジムに来ないと大変なことになりますよ」なんて脅しをしているわけではありません。
結局楽しくないと続きませんし、続けることが目標達成にとって何より重要な要素ですから、私のこのnoteもボチボチと楽しみながら更新して参りたいと思います。
更新頻度が下がっていたら「仕事が順調」か「トラブルに巻き込まれた」のどちらかだと思って優しく見守って頂けますと幸いです。笑
とは言ったものの、陸上競技はシーズンインが近いですから、その辺りに言及する記事ぐらいは書いておきたいと考えていますので、近日中に更新「予定」です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
皆様も是非楽しんで何かを継続されますように。
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