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第100回箱根駅伝出場校紹介(16)「立教大学」

さてさて、続いては立教大学。
あれだけの逆風がありながらも最終的に箱根の切符を手にした彼ら。

その成長ぶりは果たしてどれくらいになっているのかは大変に興味深いところである。


立教大学

米国聖公会の宣教師チャニング・ウィリアムズ主教が、1874年に東京・築地に設立した聖書と英学を教育する私塾、立教学校を前身の一つとする日本屈指の伝統校。東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学・法政大学と併せ6校で「東京六大学」を形成。

国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践し、2022年時点で、10学部・27学科・8専修・1コースを設置。大学院は15研究科を設置する。世界における評価では、質の高い先端的な研究を行う理学部が牽引している。

キャンパスの評価も極めて高い。特に池袋キャンパスは蔦の絡まる煉瓦造りの歴史的建造物群とガラス張りの近代的な校舎が調和し、都会にありながら緑豊か。異国情緒ある洗練された美しいキャンパスとして知られている。

政財界から文化人、アスリートに至るまで多くの人物を輩出。
黒沢清さんから日本テレビアナウンサーの上重聡さん、みのもんたさんに古舘伊知郎さんも同校の卒業生として知られる。

アスリートは「親分」として知られた大澤啓二さん、杉浦忠さん、ミスタープロ野球こと長嶋茂雄さんも有名だ。

今シーズンのチーム成績

全日本大学駅伝予選敗退
箱根駅伝予選会6位

予選会直前に前任監督である上野裕一郎さんの解任が行われ想像以上のハードモードで予選会を迎えざるを得なかった今大会。
ふたを開けてみると40位以内の選手が3名、100位以内の選手が6名と想像以上にハイレベルなチームとなって戻ってきた。

これが「解任ブースト」なのかそれとも「選手の想像以上の成長」なのかは分からない。ただ立教大学にとってこの結果がどうであったとしても相当厳しい逆風に立たされることは間違いないだろう。

そして「箱根を知る指揮官」がいないという事実に変わりはなく、耐えて耐えるつらい大会になりそうだと思う。世間という逆風はそれだけ厳しいし(当然選手に罪はないにせよ)、そしてそう言った行為をした前監督の上野さんの非難はあって当然だと思う。

ただ、彼らを2年連続で箱根駅伝予選会を突破させるだけの力を付けさせたのもまた、他ならぬ上野さんだったことは言うまでもないことだ。そこをはき違えてはいけない。

監督

不在

現状、新監督の就任は発表されておらず、正式な監督就任は無いまま箱根駅伝は戦うことになる様子。

その逆風はある意味厳しいものとなるだろうが、繰り返しになるものの上野さんの監督としての実績である「2年連続で箱根駅伝出場させた」というものは薄れないと個人的には思っている。

ぶっちゃけ不倫してようが何してようが、少なくともそれを達成まで導けたのは指導者としての実績だしちょっと時間が経てば指導者としての道は少なくとも残っているでしょって思う。
だって不倫してなくても能力のない指導者より不倫していても能力ある指導者で俺は指導されたいもん。上を目指すなら。

ぶっちゃけダブル佐藤の佐藤秀和さんだって今何しているんだか分からないし、駒澤だって石川さんが捕まってんだしあれもこれもで断罪する権利なんてこっちにはありゃしない。とりあえず粘着する感じで「上野はあいさつするべき」とか言っちゃってる人間は臭い口ふさいじゃいな。

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