見出し画像

箱根駅伝2022出場校紹介(10)「明治大学」

チョコレートは明治ではなく、個人的にはロッテ派です。ですが、野球は断然明治派です。なぜならロッテは33年前に近鉄の優勝を邪魔したからです。私は一生許すことは無いでしょう。そういうわけで明治大学を紹介していきますよってに。

ロッテ派でも明治派でも、駅伝好きならもれなくこちらから他の学校の記事を読めます。

明治大学

1881年に「明治法律学校」として設立された私塾で、設立者には後に最後の公爵として知られる西園寺公望もいる。明治期において法律関連にはめっぽう強く、政治・外交の分野で活躍された方も多い。
1903年に現校名となり、現在では法律関連だけにとどまらず政治経済・夏目漱石も教鞭を執ったと言われる文学部・渋沢栄一より援助があった商学部・理工学部・農学部と文系、理系を問わない日本を代表する総合大学となっている。
スポーツも大変盛んな大学で、島岡御大と呼ばれた島岡吉郎さんが有名な野球部、明早戦という伝統の一戦が有名なラグビー部、大学タイトル5冠を達成したサッカー部、バスケットボール部にアメリカンフットボール部……と様々な大会で優勝経験を持つ。

卒業生も多岐に渡り、三木武夫さんや村山富市さんといった総理大臣経験者から渡邉美樹さんのような会社経営者、研究分野でも小柴昌俊さんに駿河台大学の創設者でもある山﨑春之さん、芸能関係でもビートたけしさんなど幅は非常に広い。

スポーツでも星野仙一さんや長友佑都選手、樋口新葉選手は同校に在籍・卒業生として知られている。
陸上の分野でも1500メートル走日本記録保持者の河村一輝選手、岡本直己選手、箱根駅伝7区区間記録保持者の阿部弘輝選手が卒業生である。

チームの特徴

「トラックで強く駅伝で弱い」と言われ続けているが、選手たちの能力がそれだけ高い証拠でもある。
本来ならば昨年は箱根で優勝しても不思議ではなかったくらいには。
ただ、明治には絶対的なエースが欠けていることが多く、結果として「誰がリーダーなのかが分からない」事がとても多かった。
エース格の選手がはっきりしていてレースプランも明確なだけに後はゲームチェンジャーに誰がなり得るかだろうか。

男だろプレイヤー:児玉真輝
昨年は1年生ながら1区を任されたが、風と想像以上のスローペースの前に区間16位に終わってしまった。
しかし、予選会では全体17位と好成績を残し、全日本でも2区で区間2位の好走を見せた。
流れに乗ると強い明治の中で「流れを作る選手」になれたら面白い。

監督

山本佑樹
一見すると強面監督に見えるが、とても穏やかで選手想いの監督。西弘美前監督(現・スーパーバイザー)と共に古豪である明治を蘇らせ、予選会で敗退した明治を監督就任と同時に復帰まで持ち直させた功労者でもある。
選手たちのタイムをしっかりと伸ばしているのを見ると、山本監督もやはり優れた方である事は間違いないだろう。
現役時代は日大の主将として箱根を走り、現在俳優として活躍されている和田正人さんは大学の後輩。

和田さんも若いなあ。ということで、ここまでが予選会出場校。ここからはシード校になるぜ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?